top of page

COLUMN
パーソナルジムコラム


急速な減量は本当にリバウンドしやすい?52週間のランダム化比較試験が示した「早く痩せる」ことの意外な結果
「ダイエットはゆっくり痩せたほうがいい」 「急激に体重を落とすと、結局リバウンドする」 こうした話を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか? 確かに、自己流で極端に食事を減らすようなダイエットには注意が必要です。 しかし2026年に発表された52週間のランダム化比較試験では、専門的に管理された急速減量プログラムは、緩やかな減量よりも1年後の体重減少が大きく、肥満関連リスクの低い体格目標に到達した人も多かったことが報告されました。 今回は「急速減量=悪い」というイメージについて、実際にどんな減量方法が行われたのかまで含めて解説します。 284人を「急速減量」と「緩徐減量」に分けて比較 対象となったのは、BMI 30kg/m²以上の肥満成人284名。 そのうち約90%が女性でした。 参加者は、 ・急速減量群:142名 ・緩徐減量群:142名 にランダムに分けられました。 最初の16週間で減量を行い、その後は両グループとも同じ36週間の体重再増加予防プログラムに移行しました。 つまり、「16週間の減量+36週間の維持・追加減量」 を合わせて、合計
5 時間前


お酒を飲む人は「悪玉コレステロールが正常」でも安心できない?5万人超の日本人データから見えた“見えにくいLDL”と飲酒の関係
健康診断で、LDLコレステロールはそれほど高くないから大丈夫 と思っている人も多いのではないでしょうか? 一般的にLDLコレステロールは「悪玉コレステロール」と呼ばれ、動脈硬化のリスクを評価する代表的な血液検査です。 しかし、LDLには実はいくつかのタイプがあります。 2026年に発表された研究では、日本人55,745人の健康診断データを使い 「脂肪性肝疾患」と「飲酒」が、small dense LDL-C(sdLDL-C)とどのように関係しているのか?が調べられました。 結果として興味深かったのが、「脂肪肝との関連」と「飲酒との関連」では少し違った結果が出たことです。 そもそもLDLコレステロールとは? まず、一般的な健康診断でも測定される「LDL-C」から説明します。 コレステロールは、そのままでは血液の中を移動できません。 そこで「リポタンパク」という粒子に乗って全身を移動します。 その一つがLDLです。 LDLが増えすぎると、血管の壁にコレステロールが蓄積しやすくなり、長期的には動脈硬化につながる可能性があります。 そのため、「LDL-C
2 日前


足首を動かすだけで血流が改善?2026年のメタ解析から分かった「足関節ポンプ運動」の効果
札幌市豊平区中の島にあるパーソナルジムR. Physio labスタッフの髙橋です! 今回はふくらはぎに関しての解説をしようと思います! 「長時間座っていると脚がむくむ」 「デスクワークで脚が重くなる」 「入院中や安静中に、足首を動かしたほうがいいと言われた」 そんなときに行われるのが、足関節ポンプ運動です。 足首を背屈・底屈するだけのシンプルな運動ですが、実際にどのくらい血流を改善するのでしょうか? 2026年に発表されたシステマティックレビュー・メタ解析では、足関節ポンプ運動の「運動頻度」に注目して、下肢の血流への影響が検討されました。 足関節ポンプ運動とは? 足関節ポンプ運動とは、足首を 「つま先を自分のほうへ引く」 ↓ 「つま先を前に伸ばす」 という動きを繰り返す運動です。 ふくらはぎの筋肉が収縮・弛緩することで、下肢にある静脈血を心臓方向へ戻す「筋ポンプ作用」が働きます。 そのため、長時間座っているときや、ベッド上で安静にしているときなどに、下肢の循環を促す目的で利用されています。 2026年の研究では何が分かった?...
8月19日


筋肥大に炭水化物は必要?最新メタ解析でわかったこと
札幌市豊平区中の島にあるパーソナルジムR. Physio labスタッフの髙橋です! 今回は糖質に関しての解説をします! 「筋肉を増やすなら、炭水化物をたくさん食べたほうがいい」 筋トレをしている人なら、一度は聞いたことがあると思います。 では、炭水化物を多く摂れば摂るほど、筋肉は増えるのでしょうか? 2026年に発表された最新の系統的レビュー・メタ解析では、この疑問が検討されました。 炭水化物をたくさん摂っても筋肥大への影響は低い 「炭水化物を多く摂れば、それだけ筋肥大する」 という明確な証拠は確認されませんでした。 今回のレビューでは、レジスタンストレーニングを行う成人を対象に、高炭水化物摂取と低炭水化物摂取で筋肥大に違いがあるかを比較しています。 高炭水化物摂取によって、低炭水化物摂取より筋肥大が有意に大きくなる結果は得られませんでした。 統合効果量は統計的に有意ではありませんでした。 つまり、現在の研究からは、 「炭水化物の摂取量を増やすこと自体が、筋肥大を直接促進する」 とは言えません。 では、炭水化物は筋肥大に必要ない? ここは非常に
8月18日


トレーニングをやめたら、これまでの運動効果は全部なくなる?5,670人を対象にしたメタ解析から分かったこと
札幌市豊平区中の島にあるパーソナルジムR. Physio labスタッフの髙橋です! 今回はトレーニングをやめたらどうなる?という内容です 「仕事が忙しくなって、1か月くらいトレーニングできない……」 「ケガや体調不良で、しばらく運動を休まなければならない」 そんなときに気になるのが、 「今まで頑張ってきた運動の効果は、どのくらいでなくなるの?」 という問題です。 2026年に発表された研究では、運動を中止する「デトレーニング」が、体組成や血圧、血糖、脂質、筋肉などにどのような影響を与えるのかを、86件のランダム化比較試験、計5,670人のデータから検討しました。 結論から言うと 運動をやめたからといって、運動によって得られた健康上のメリットが一瞬ですべて消えるわけではありません。 しかし、時間が経つにつれて一部の効果は失われていきます。 特に注意したいのが、筋肉に関する効果です。 そもそも「デトレーニング」とは? デトレーニング(detraining)とは、簡単に言えば、 それまで継続していた運動やトレーニングを中止、または大幅に減らすこと で
8月12日


チームスポーツ選手でも栄養知識は十分ではない?920人を調査した研究から考える「スポーツ栄養」の重要性
札幌市豊平区中の島にあるパーソナルジムR. Physio labです! 今回はアスリートの栄養に関してです! 「アスリートなら栄養について詳しいはず」 そう思う人も多いかもしれません。 しかし、2026年に発表された研究では、チームスポーツ選手920人の栄養知識を調査した結果、全体として十分な知識を持っている選手は少ないことが明らかになりました。 特に、「スポーツ栄養」「微量栄養素」「サプリメント」に関する知識が低かったことが特徴です。 今回は、この研究からアスリートに必要な栄養知識について考えてみます。 920人のチームスポーツ選手を調査 研究対象となったのは、18〜40歳のチームスポーツ選手920人です。 競技は ゲーリックフットボール ハーリング/カモギー ラグビー サッカー など。 そのうち343人がエリート選手、577人が非エリート選手でした。 選手の栄養知識は、「Nutrition for Sport Knowledge Questionnaire(NSKQ)」という87項目の質問票を使って評価されました。 栄養知識の平均点は約50%
8月10日


肥満対策は「体重を減らすだけ」では不十分?除脂肪量と生活習慣病リスクの関係
札幌市豊平区中の島にあるパーソナルジムR. Physio labです! 今回は除脂肪体重に関しての解説をしようと思います。 ダイエットでは、体重の数字に注目されることが多いでしょう。 「体重が何kg減ったか」「BMIがどれくらい下がったか」 これらは健康状態を評価するうえで重要な指標です。 しかし、体重だけでは、体の中で何が減ったのかまでは分かりません。 脂肪が減ったのか。 筋肉が減ったのか。 あるいは、水分や骨などを含む除脂肪量が減ったのか。 2026年に発表されたレビューでは、過体重・肥満の成人において、除脂肪量(Fat-Free Mass:FFM)が少ないことと、さまざまな代謝性合併症との関連が調べられました。 今回の研究は、「体重を減らすこと」だけでなく、減量中に体の中の筋肉を含む除脂肪量を維持する重要性を考えるうえで、注目される内容です。 除脂肪量(FFM)とは? 除脂肪量とは、体重から体脂肪を除いた部分のことです。 除脂肪量には、主に次のような組織が含まれます。 ・筋肉 ・体内の水分 ・骨 ・臓器 つまり、FFMは「筋肉量」と完全に同
8月4日


歳を重ねると筋肉がつきにくいのはなぜか。
札幌市豊平区中の島にあるパーソナルジムR. Physio labスタッフの髙橋です! 今回は加齢と筋成長に関しての解説をします! 「若い頃と同じようにトレーニングして、同じようにタンパク質を摂っているのに、筋肉のつき方が明らかに悪くなった」 40代、50代になってから、そう感じたことがある方は少なくないはずです。 この現象は「同化抵抗性(アナボリック・レジスタンス)」と呼ばれ、加齢に伴う筋肉量の減少(サルコペニア)の大きな原因の一つとされています。 2026年7月に発表された研究をもとにアナボリック・レジスタンスについて解説しようと思います! 同化抵抗性とは何か 私たちの筋肉は、常に「作られる」働きと「分解される」働きの両方が同時に起きており、そのバランスによって筋肉量が保たれています。 食事でタンパク質を摂ったり、筋トレをしたりすると、体は「筋肉を作ろう」というスイッチを入れ、筋肉が作られる働き(筋タンパク質合成)を活発にします。 ところが、歳を重ねると、同じようにタンパク質を摂取しても、若い頃と比べてこの「筋肉を作ろう」というスイッチの反応が
7月25日


マテ茶は脂肪燃焼をサポートする?研究からわかった減量への働き
札幌市豊平区中の島にあるパーソナルジムR. Physio labスタッフの髙橋です! 今回はマテ茶に関しての話をしようと思います。 皆さん先日まで行われていたサッカーワールドカップは観ていたでしょうか? 北中米開催ということもあり、日本では夜中に起きて観戦しないといけなかったので、僕自身もすごくしんどい1ヶ月でした笑 優勝はスペイン、準優勝はアルゼンチンという結果になりましたね。 スペインは2010年以来の優勝、アルゼンチンは二大会連続の決勝進出ということで非常に見応えがありました! そんなアルゼンチンのスター選手はメッシ選手ですね。 サッカーに興味がない人でもみんな知っている超スター選手です。 画像がメッシ選手なのですが、前回大会で優勝した日の夜に撮られた写真です 優勝トロフィーと一緒に寝たのでしょうが、もう片方の手には飲み物が。これが「マテ茶」です 南米の選手は非常に愛飲しているイメージがあるのですが、そんなに良い飲み物なのか?と僕自身も気にはなっていました。 そしてたまたまマテ茶に関する研究を見つけたので、今回はそちらを参考にしながらマテ茶
7月22日


植物性タンパク質は組み合わせれば筋肉は増えやすくなる?
札幌市豊平区中の島にあるパーソナルジムR. Physio labスタッフの髙橋です! 今回はタンパク質の「質」に関しての解説をしようと思います! 「植物性たんぱく質は、豆と米を組み合わせればアミノ酸バランスが良くなって筋肉もつきやすくなる」 このような話を聞いたことはありませんか? 確かに、大豆や豆類はリジンが豊富で、米はメチオニンを多く含むため、お互いに不足している必須アミノ酸を補い合う「相補性タンパク質」として知られています。 では、この組み合わせはトレーニング後の筋肉づくりにも有効なのでしょうか? 2026年に『掲載されたランダム化比較試験では、この疑問について詳しく調べられているので、参考にして解説します! タンパク質は組み合わせ次第なのか 健康な若年成人を対象に、レジスタンストレーニング後の筋肉のタンパク質合成(筋原線維タンパク質合成:MPS)を比較しました。 参加者は運動後に次のいずれかを摂取しました。 COMP群:黒豆と白米を組み合わせた全食品(タンパク質20g) ISO群:COMP群と同じ栄養量になるよう調整した分離栄養素(アミノ
7月8日


「最低限」では健康は守れても、健康寿命は伸ばせない?最新論文が提案する運動とたんぱく質の新しい考え方
札幌市豊平区中の島パーソナルジムR. Physio labスタッフの髙橋です! 今回は運動とタンパク質に関しての解説です! 「週150分運動すれば十分」「たんぱく質は1日0.8g/kg摂れば問題ない」 このような基準を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。 しかし、2026年に掲載された論文では、現在の運動やたんぱく質の推奨量は"最低限の健康を維持するための基準"であり、健康寿命を最大限に延ばすには十分ではない可能性があると提言しています。 今回は、この論文の内容をわかりやすく解説します。 この論文はどのような内容なのか この論文は新しい実験を行った研究ではなく、これまで蓄積されてきた科学的エビデンスをもとに、 「現在のガイドラインは最低限の基準であり、健康寿命を最大化するためには見直しが必要ではないか」 という考えをまとめた意見論文です。 著者は、「病気にならないこと」と「元気に長く生活できること」は同じではないと考えています。 タンパク質摂取における現在のガイドラインは「最低限」の基準 現在、多くの国では、 ・中強度の有酸素運動を週1
7月7日


20代の体重は将来の血糖値に影響する?日本人約3,000人を追跡した最新研究を札幌パーソナルジムが解説
札幌市豊平区中の島パーソナルジムR. Physio labスタッフの髙橋です! 今回は血糖値に関しての解説をしようと思います! 「若いうちは多少太っていても大丈夫」「20代だからまだ健康」 そう思っている方も多いかもしれません。 しかし、2026年に掲載された日本人を対象とした研究では、20代の体重が、その後の血糖値の推移に長期間影響する可能性が示されました。 今回は、この研究をわかりやすく解説します! 20代の体重と将来の血糖値の関係とは この研究では、日本人約3,000人を対象に 「20代の体重の状態が、その後の血糖値(HbA1c)にどのような影響を与えるのか」 を調べました。 参加者は20代の体重履歴によって次の3つのグループに分類されました。 ・20代を通して標準体重だった人(NW20s) ・20代で一度でも低体重になったことがある人(UW20s_ever) ・20代で一度でも過体重になったことがある人(OW20s_ever) その後、健康診断データを用いて長期間にわたり血糖値の変化を追跡しています。 HbA1cとは? HbA1c(ヘモグ
7月6日


大豆を食べると腸の免疫力が高まる?最新研究が明らかにした「腸内細菌との協力関係」
札幌市豊平区パーソナルジムR. Physio lab中の島店スタッフの髙橋です! 今回は大豆に関しての解説です! 「大豆は体に良い」とよく耳にしますが、その理由はタンパク質やイソフラボンだけではないかもしれません。 2026年に掲載された研究では、大豆を食べることで腸内細菌のバランスが変化し、それが腸の免疫機能を高める可能性が報告されました。 今回は、この研究内容をわかりやすくご紹介します。 この研究では何を調べたのでしょうか? この研究では、離乳期のマウスを対象に、大豆を含む食事が腸の免疫にどのような影響を与えるかを調べました。 特に注目したのは ・腸内細菌の変化 ・パイエル板(小腸にある免疫組織)の免疫細胞 ・IgAという抗体の産生 との関係です。 研究結果① 大豆を食べると腸内細菌が変化した 大豆を含む食事を摂取したマウスでは、特定の腸内細菌が増加しました。 特に増えたのは、 ・Limosilactobacillus reuteri ヒトや動物の腸・口腔・胃・母乳などに存在する常在菌 ・Muribaculum intestinale マウ
7月3日


「いつ食べるか」で健康は変わる?最新研究が明らかにした4つの食事パターンとは
札幌市豊平区中の島にあるパーソナルジムR. Physio lab中の島店スタッフの髙橋です! 今回は食事タイミングに関しての解説をします! ダイエットや健康づくりというと、「何を食べるか」に注目する人が多いですよね。 一方で近年は、「いつ食べるか」という時間栄養学(Chrono-nutrition)も注目されています。 2026年に掲載された研究では、食事時間に関する行動を分析し、4つの食事パターンに分類しました。そして、それぞれのパターンが社会人口学的特徴や食事の質、肥満とどのように関連しているのかを調査しています。 今回は、その研究内容をわかりやすくご紹介します。 食事パターンの重要性とは この研究では、「朝食を食べる時間」「夕食を食べる時間」「食事回数」「間食の頻度」「平日と休日の食事時間の違い」など、食事時間に関するさまざまな行動を解析しました。 その結果、参加者は4つの特徴的な食事パターンに分類されました。 ① 平日は早めに朝食を食べるパターン このグループは、 ・平日に朝食を早い時間に食べる ・朝食の割合が多い ・食事回数が多い...
6月21日


2型糖尿病/過体重・肥満のダイエットには「有酸素運動+筋トレ」が最強?
札幌市豊平区中の島にあるパーソナルジムR. Physio lab中の島店スタッフの髙橋です! 今回は筋トレと有酸素の効果について解説します! 2型糖尿病と診断されると、「ウォーキングを頑張りましょう」と言われることが少なくありません。 確かに有酸素運動は血糖値の改善や脂肪燃焼に効果的です。 しかし 「筋トレは必要ないのか?」 「ウォーキングだけで十分なのか?」 と疑問に思う方もいると思います。 そんな中、最新の研究では、2型糖尿病かつ過体重・肥満の方において、有酸素運動と筋トレを組み合わせた運動がどんな効果を与えるのかについて報告されました。 今回は、その研究内容をわかりやすく解説します。 有酸素運動と筋トレの併用効果とは この研究は、2型糖尿病と過体重・肥満を抱える方を対象に、 ・有酸素運動 ・レジスタンストレーニング(筋トレ) ・有酸素運動と筋トレの併用 を比較した研究を集めて分析したシステマティックレビューとメタアナリシスです。 研究者は、 ・体組成 ・脂質代謝 ・身体機能 への影響を評価しました。 結論は「両方やるのが最も効果的」 今回の
6月17日


お茶を飲む人は筋肉が多い?最新研究が示した意外な関連を豊平区パーソナルジムが解説
札幌市豊平区中の島にあるパーソナルジムr. Physio lab中の島店スタッフの髙橋です! 今回はお茶と筋肉に関してのお話をします! 筋肉を増やしたいと考えたとき、多くの人が思い浮かべるのは、 ・筋力トレーニング ・たんぱく質摂取 ・十分な睡眠 ではないでしょうか。 一方で、「お茶を飲む習慣」と筋肉量の関係について考えたことがある人は少ないかもしれません。 関係あるなんて考えたこともないですよね。 今回は、2026年に発表された研究をもとに、お茶と筋肉量の関係について解説します。 お茶と筋肉の関係とは? この研究は、中国の油田労働者を対象に、 「お茶を飲む習慣と骨格筋量(全身の筋肉量)に関連はあるのか」 を調べた横断研究です。 さらに研究者は、 「社会経済的地位(SES:所得や教育レベルなど)によって、その関連は変わるのか」 という点についても分析しました。 研究結果 研究の結果、お茶を飲む人ほど骨格筋量が多いという関連が確認されました。 さらに興味深いことに、この関連はすべての人で同じではありませんでした。 社会経済的地位が高い人ほど、お茶の
6月11日


【札幌パーソナルジム解説】産後うつや産後ダイエットに運動は効果がある?研究から分かったこと
札幌市豊平区パーソナルジムR. Phyisio lab中の島店スタッフの髙橋です! 今回は産後と運動に関してのお話をしようと思います! 出産後は育児による睡眠不足や生活環境の変化により、心身ともに大きなストレスを抱えやすい時期です。 その中で 「産後うつを予防したい」 「妊娠中に増えた体重を戻したい」 と考える方は少なくありません。 実際に当店にも数多くの産後ママさんがご来店されてきました。 では、運動は産後うつや体重減少に本当に効果があるのでしょうか? 今回は、信頼性の高い研究を参考に解説します。 産後うつと産後ダイエットに対する運動の効果を検証 この研究では、産後女性を対象とした9件の研究を分析し、運動や身体活動が産後うつ(Postnatal Depression:PND)と体重減少にどのような影響を与えるかを調べました。 運動内容としては ・ウォーキング ・自宅でできる運動プログラム ・構造化されたエクササイズプログラム などが含まれていました。 結果① 産後うつと産後体重減少の両方が改善した研究は少数 9件の研究のうち ・産後うつと体重減
6月10日


食事の質が高いアスリートほど睡眠の質も良い?最新研究が示した意外な関係を札幌パーソナルトレーナーが解説
札幌市豊平区中の島にあるパーソナルジムR. Physio lab中の島店の高橋です! 今回は食事と睡眠の関係について解説します! 「しっかりトレーニングしているのに寝つきが悪い」 「夜中に何度も目が覚める」 「朝起きても疲れが取れない」 こうした悩みを持つアスリート、ダイエッターは少なくありませんよね 睡眠は回復やパフォーマンス向上に欠かせない要素ですが、2026年に発表された研究では、「食事の質」が睡眠の質と深く関係している可能性が報告されました。 今回は、イランのプロアスリート340名を対象に行われた研究をわかりやすく解説します。 ■ 食事の質と睡眠の質の関係性とは この研究では、18〜29歳のプロアスリート340名を対象に、 ・食事の質 ・睡眠の質 の関係を調査しました。 食事の質は「Athlete Diet Index(ADI)」という評価法を使用。 睡眠の質は「Pittsburgh Sleep Quality Index(PSQI)」という世界的に使用されている睡眠評価指標で測定しました。 さらに ・年齢 ・BMI ・競技種目...
6月8日


カフェインはHIITの効果を高める?最新メタ解析が示したパフォーマンス向上効果
「運動前にコーヒーを飲むと本当にパフォーマンスは上がるのでしょうか?」 筋トレやランニングをしている方なら、一度は気になったことがあるかもしれません。 今回は2026年に発表された最新の研究をもとに、カフェインが高強度インターバルトレーニング(HIIT)に与える影響について解説します。 ■ そもそもHIITとは? HIIT(High-Intensity Interval Training)は、 ・全力に近い運動 ・短い休憩 を繰り返すトレーニング方法です。 代表例としては、 ・ダッシュと休息を繰り返す ・エアロバイクで全力漕ぎを行う ・バーピーやジャンプ系種目を連続で行う などがあります。 短時間で高い運動効果が得られるため、多くのアスリートや一般の運動愛好家に利用されています。 ■ 今回の研究はどんな内容? 「カフェインを飲むとHIITのパフォーマンスは向上するのか?」 を検証するために、20件の研究、合計320名のデータを統合して解析しました。 単一の研究ではなく、多数の研究結果をまとめたメタ解析であるため、エビデンスレベルは比較的高いものに
6月2日


亜鉛は“摂れば摂るほど良い”は間違い?亜鉛の本当の役割を札幌パーソナルジムが解説
「亜鉛は筋トレに良い」 「免疫力を高める」 「男性機能に重要」 最近はこんなイメージから、 亜鉛サプリを飲んでいる人もかなり増えています。 実際、亜鉛は身体にとって非常に重要なミネラルです。 しかし一方で、 “不足しても問題” “摂りすぎても問題” という少し難しい栄養素でもあります。 今回は、アメリカ国立衛生研究所(NIH)の 「Zinc: Fact Sheet for Health Professionals」 をもとに、 ・亜鉛の役割 ・不足症状 ・必要量 ・摂りすぎのリスク ・食事とサプリの考え方 を、一般の人にも分かりやすく解説していきます。 ■ そもそも亜鉛って何をしているの? 亜鉛は、 身体の中でかなり多くの働きをしています。 特に重要なのが、 ・免疫機能 ・DNA合成 ・タンパク質合成 ・細胞分裂 ・創傷治癒(傷の回復) です。 つまり、 “身体を修復し、維持し、守る” ために必要なミネラルなんです。 ■ 筋トレ勢に亜鉛が注目される理由 筋トレやスポーツ界隈で亜鉛が人気なのは、 ・タンパク質合成 ・回復 ・免疫維持 に関わるからで
5月26日
bottom of page
