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トレーニングする若いアスリート必見!栄養でパフォーマンスと成長を支える“やるべきこと”

トレーニング

皆さんこんにちは!

札幌市豊平区パーソナルジムR. Physio labです!

当店は豊平区中の島にあるダイエットサポートを中心としたパーソナルジムです!


今回は「成長期の栄養戦略」です。

このブログはダイエッターはもちろん、高い目標を持ってスポーツを頑張っているアスリートも多くみてくれていると思います。


また、ダイエッターの中にはスポーツをしているお子様を持つ保護者の方もいると思います。

スポーツのパフォーマンスを向上させるのに必要不可欠なのが栄養です。

ここを蔑ろにして成長はありません。


ぜひこの記事を最後まで読んで参考にしてください!!


目次

  1. なぜ若いアスリートに栄養が特に大切か?

  2. エネルギー(カロリー)とマクロ栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂質)

  3. 水分補給のポイント

  4. 成長期に特に押さえておきたいミクロ栄養素(鉄・カルシウム・ビタミンD)

  5. 落とし穴:エネルギー不足(LEA/RED-S)とそのリスク

  6. サプリメント・ドーピング・“便利だけど注意”な補助策

  7. 実際に使える「食事&栄養+トレーニング」の実践戦略

  8. まとめ:トレーニング+栄養で“今”も“将来”も強い体をつくろう


1. なぜ若いアスリートに栄養が特に大切か?

思春期(例えば男子14〜18歳、女子12〜18歳あたり)というのは、身長が伸びたり、骨や筋肉が大きく変わったり、ホルモンも大きく動いたりする時期です。


さらに、部活動やクラブチームで1日1時間以上、5〜6日/週のトレーニングをする若者は、成長という“身体の変化”+“トレーニングによる体への刺激”という二重負荷を抱えています。


ゆえに、栄養・食事をきちんと整えることが、ただ「良い成績を出す」だけでなく、「将来、健康に動ける体を作る」ためにも非常に重要なのです。


2. エネルギー(カロリー)とマクロ栄養素

✅ エネルギー(カロリー)

成長+トレーニングをする若いアスリートには、成人用の推定式だけでは不十分という指摘があります。


たとえば「活動レベル(PAL:Physical Activity Level)」を成人と同じ値にしてしまうと過少評価する可能性があり、思春期選手には PAL=1.75〜2.05 程度を目安にするという報告があります。


また、「脂肪を落としたい」「体重を気にして食べる量を減らしている」若者では、エネルギー不足=成長・トレーニング・回復に必要な“燃料”が足りていない状態になっている例が多数報告されています。


✅ 炭水化物

トレーニングや試合で動くための“燃料”として、炭水化物は非常に重要です。論文では、若いアスリートでは 6〜10 g/体重kg/日 が一般的な目安とされています。


さらに、トレーニング直前・中・後の炭水化物タイミングも重要で、体が使いやすい状態にしておくことで疲労を抑えたり、回復を速めたりできます。


運動後は1.0~1.2g/kgを2時間ごとに4~6時間摂取が推奨されています。


✅ たんぱく質

筋肉を作ったり、修復したり、成長を支えたりするために、たんぱく質の摂取も重要です。若年アスリート向けには、1.4〜2.0 g/体重kg/日が推奨される範囲として報告されています。


毎食3~4時間おきに20~40g、運動後は0.25~0.3g/kgを意識することで、筋タンパク質合成を最大化できる可能性が示唆されています。


✅ 脂質

脂質もエネルギー源・ホルモン材料・脂溶性ビタミン保持のために必要です。若いアスリートでは、総エネルギーの20〜35%を脂質から摂ることがひとつの目安とされています。


飽和脂肪酸(動物性の油など)は全体の10%未満、トランス脂肪酸(加工された油、加工食品に含まれやすい)は極力避ける


3. 水分補給のポイント

思春期の身体は、大人と比べて汗をかいたときの体温調節が苦手なこともあります。

  • 練習・試合では、20分ごとに90〜240 mLを目安に水分補給をすることが推奨されています。

  • 運動後は体重減少によって500ml前後補給する

  • 特に暑い環境・長時間・激しい運動では、汗で失われるナトリウム(塩分)やカリウムなどの電解質も補給が必要です。

  • 水分不足になると、集中力低下、パフォーマンス低下、熱中症リスクの増加にもつながります。


4. 成長期に特に押さえておきたいミクロ栄養素(鉄・カルシウム・ビタミンD)

🔹 鉄

赤血球を作る・酸素を運ぶという役割から、運動する若者には特に大切です。女子選手では鉄欠乏の割合が高いという報告があります。


鉄が不足すると疲れやすくなったり、持久力が落ちたり、回復が遅くなったりする可能性があります。


【鉄:男子11mg/日、女子15mg/日。特に女子アスリートや成長期は欠乏に注意】


🔹 カルシウム&ビタミンD

骨を強くするためには、思春期のうちにしっかりと“骨の貯金”を作っておくことが大切です。カルシウム・ビタミンDはその鍵になります。


特に、室内スポーツが多い、日焼け止めを使う、屋内トレーニングが中心という状況では、ビタミンDが不足しやすいという報告もあります。


【600~800IU/日(15~20μg)。血清25(OH)D30ng/mL以上。サプリメントが必要な場合がある。】


5. 落とし穴:エネルギー不足(LEA/RED-S)とそのリスク


若いアスリートが“もっと体を軽くしたい”“体脂肪を落としたい”と頑張るあまり、必要なカロリーを十分に摂れずに成長・回復を犠牲にしてしまうケースがあります。論文ではこれを「低エネルギー可用性(LEA)」または「スポーツにおける相対的エネルギー欠乏(RED-S)」という用語で説明しています。


リスクとしては、

  • 成長の遅れ(身長・骨の強化)

  • 月経機能の乱れ(女子)

  • 骨折・疲労骨折リスクの増加

  • 免疫低下・ケガ回復の遅れなどが挙げられています。


若いうちの“見た目”や“体重”だけを気にした栄養制限は、長期的な体の機能・健康にマイナスとなる可能性があります。


6. サプリメント “便利だけど注意”な補助策

論文では、若いアスリートが使いやすいサプリメントやエルゴジェニックエイド(成績・回復を助ける補助)についても解説しています。


ポイントとしては、

  • 食事を基本とする「まずは食べることが先」=“food-first”アプローチが強く推奨されています。

  • サプリメントを選ぶなら、信頼できる「第三者認証付き」製品を使うこと。(安全性が高い)

  • 典型的には、 クレアチン(規定量・監督付き)プロテイン補助 が研究の対象になっていますが、若年選手へのデータは限られます。

  • エナジードリンク/過剰なカフェインなどは、睡眠障害・心拍数増加・体調不良の原因になるため、慎重に。


7. 実際に使える「食事&栄養+トレーニング」の実践戦略

  • 毎食:主食+主菜(たんぱく質)+副菜(野菜・果物)を基本に。

  • トレーニング前:炭水化物を含む食事(例:ご飯・パン・バナナ)を摂って、エネルギー準備。

  • トレーニング直後:タンパク質を20〜40g程度+炭水化物少量。

  • 練習・試合後も、十分なたんぱく質・水分・炭水化物で回復支援。

  • 毎日:睡眠時間を確保(思春期は8時間以上が望ましい)+水分補給を忘れずに。

  • 親・コーチ・選手自身で「食事+休息+栄養」という生活習慣を整える。

  • トレーニング量が増えている時期(大会前、連戦期)には、栄養士やトレーナーと相談する。


8. まとめ:トレーニング+栄養で“今”も“将来”も強い体をつくろう

若いアスリートにとって、トレーニングだけでなく適切な栄養・食事・休息がもたらす効果は非常に大きいです。


成長期というこの貴重なタイミングに、「ただ頑張る」ではなく、「頑張る+栄養を整える」ことで、

  • パフォーマンスが上がる

  • ケガや疲労から回復しやすくなる

  • 将来、動ける体・健康な骨・代謝の強い体を手に入れられる

ぜひ、食事・トレーニング・休養をバランスよく整えて、強く、しなやかな体を育てていきましょう。


引用文献

Everett S. Optimizing Performance Nutrition for Adolescent Athletes: A Review of Dietary Needs, Risks, and Practical Strategies. Nutrients. 2025;17(17):2792. doi:10.3390/nu17172792.


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