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COLUMN
パーソナルジムコラム


脂肪肝を改善する運動の正解は?最新研究から分かった「種類・時間・頻度」
健康診断で、「脂肪肝ですね」と言われたことはありませんか? 脂肪肝というと、「お酒を飲む人がなるもの」というイメージを持っている人も多いかもしれません。 しかし実際には、お酒だけが原因ではありません。 肥満や運動不足、それによるインスリン抵抗性、脂質異常などの「代謝の問題」と関連して肝臓に脂肪がたまる、MASLD(代謝機能障害関連脂肪性肝疾患)という状態があります。 そして脂肪肝対策として非常に重要なのが、運動です。 ただ 「ウォーキングでいいの?」 「筋トレのほうがいい?」 「週何回やればいい?」 「何分やれば脂肪肝に効果がある?」 という具体的なところまでは、なかなか分かりませんよね。 2026年に掲載された研究では、まさにこの問題が詳しく検討されました。 今回はこの研究をもとに、脂肪肝を改善するためには、どんな運動を、どのくらいやればいいのか? を一般の方にも分かりやすく解説します。 そもそも「脂肪肝」とは? 脂肪肝とは、その名前の通り、肝臓に脂肪が過剰にたまっている状態です。 肝臓は、食事から摂取した糖質や脂質を処理したり、エネルギーを貯
20 時間前


血糖値を下げる筋トレの正解は?週何回・何セット・どの強度が効果的なのか
札幌市豊平区中の島にあるパーソナルジムR. Physio labスタッフの髙橋です! 今回は筋トレと血糖値に関しての解説です。 「血糖値を改善するために筋トレが良い」 これは聞いたことがある人も多いと思います。 では実際に 週に何回やればいいのか? 重い重量を使ったほうがいいのか? 何回・何セットやればいいのか? ここまで具体的に聞かれると、意外と答えるのが難しくなります。 今回紹介する研究では、過体重・肥満を伴う2型糖尿病患者を対象にしたランダム化比較試験を統合し、レジスタンストレーニング(筋トレ)の「量」とHbA1cの関係を詳しく分析しています。 その結果から見えてきたのは、 「とにかく重い重量で鍛える」のではなく、中程度の負荷で、ある程度の運動量を確保し、それを数カ月継続することの重要性でした。 そもそもHbA1cって何? 今回の研究で最も重要な指標が、HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)です。 健康診断や血液検査で見たことがある人もいるかもしれません。 血液中には、酸素を運ぶ「ヘモグロビン」という物質があります。 血液中のブドウ糖がこ
5 日前


急速な減量は本当にリバウンドしやすい?52週間のランダム化比較試験が示した「早く痩せる」ことの意外な結果
「ダイエットはゆっくり痩せたほうがいい」 「急激に体重を落とすと、結局リバウンドする」 こうした話を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか? 確かに、自己流で極端に食事を減らすようなダイエットには注意が必要です。 しかし2026年に発表された52週間のランダム化比較試験では、専門的に管理された急速減量プログラムは、緩やかな減量よりも1年後の体重減少が大きく、肥満関連リスクの低い体格目標に到達した人も多かったことが報告されました。 今回は「急速減量=悪い」というイメージについて、実際にどんな減量方法が行われたのかまで含めて解説します。 284人を「急速減量」と「緩徐減量」に分けて比較 対象となったのは、BMI 30kg/m²以上の肥満成人284名。 そのうち約90%が女性でした。 参加者は、 ・急速減量群:142名 ・緩徐減量群:142名 にランダムに分けられました。 最初の16週間で減量を行い、その後は両グループとも同じ36週間の体重再増加予防プログラムに移行しました。 つまり、「16週間の減量+36週間の維持・追加減量」 を合わせて、合計
8月28日


お酒を飲む人は「悪玉コレステロールが正常」でも安心できない?5万人超の日本人データから見えた“見えにくいLDL”と飲酒の関係
健康診断で、LDLコレステロールはそれほど高くないから大丈夫 と思っている人も多いのではないでしょうか? 一般的にLDLコレステロールは「悪玉コレステロール」と呼ばれ、動脈硬化のリスクを評価する代表的な血液検査です。 しかし、LDLには実はいくつかのタイプがあります。 2026年に発表された研究では、日本人55,745人の健康診断データを使い 「脂肪性肝疾患」と「飲酒」が、small dense LDL-C(sdLDL-C)とどのように関係しているのか?が調べられました。 結果として興味深かったのが、「脂肪肝との関連」と「飲酒との関連」では少し違った結果が出たことです。 そもそもLDLコレステロールとは? まず、一般的な健康診断でも測定される「LDL-C」から説明します。 コレステロールは、そのままでは血液の中を移動できません。 そこで「リポタンパク」という粒子に乗って全身を移動します。 その一つがLDLです。 LDLが増えすぎると、血管の壁にコレステロールが蓄積しやすくなり、長期的には動脈硬化につながる可能性があります。 そのため、「LDL-C
8月26日


カフェイン+糖質で運動能力はさらに上がる?
「運動前はカフェインと糖質を一緒に摂ったほうがパフォーマンスが上がる」 アスリートやトレーニングをしている人なら、一度は聞いたことがあるかもしれません。 実際、カフェインも炭水化物もスポーツ栄養ではよく使われています。 では、2つを組み合わせれば、さらに大きな効果が得られるのでしょうか? 2026年に掲載された3層メタ解析では、カフェインと炭水化物の併用が、高強度インターバル運動のパフォーマンスに与える影響が検討されました。 そもそも「高強度インターバル運動」とは? 高強度インターバル運動とは、 「かなりきつい運動」と「休息または低強度運動」を繰り返す運動です。 例えば ・全力に近い自転車運動→休憩→再び全力 ・スプリント→休憩→スプリント ・HIIT ・球技で繰り返されるダッシュ などが該当します。 サッカーやバスケットボールなど、短時間の高強度運動を何度も繰り返す競技にも関係する能力です。 結論:カフェイン+糖質でパフォーマンスは向上した 今回のメタ解析では、カフェインと炭水化物を組み合わせることで、高強度インターバル運動のパフォーマンスが有
8月25日


シトルリンマレートは運動パフォーマンスを高める?
「シトルリンを飲むと筋トレのパフォーマンスが上がる」 そんな話を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか? シトルリンマレート(CM)は、トレーニング前に摂取されることが多いサプリメントの一つです。 では実際に、科学的にはどのくらい効果があるのでしょうか? 2026年に発表された系統的レビュー・3層メタ解析では、シトルリンマレートと運動パフォーマンスについて、30件のランダム化比較試験、644人、138個の効果量を統合して検討しました。 結論:効果は「ある」が、かなり小さい メタ解析の結果、シトルリンマレートを摂取したグループでは、プラセボなどと比較して運動パフォーマンスが有意に改善しました。 効果量は統計的には有意ですが、効果の大きさとしては「小さい」レベルです。 つまり、「飲めばパフォーマンスが劇的に変わる」 というほどの効果ではありません。 イメージとしては、「いつもより少し多く動ける可能性がある」 くらいに考えるのが妥当です。 シトルリンマレートって何? シトルリンは、体内で一酸化窒素(NO)の産生に関係するアミノ酸です。...
8月24日


暑さに勝つアスリートの準備とは?100マイルレースから学ぶ暑熱対策と栄養戦略
札幌市豊平区中の島にあるパーソナルジムR. Physio labスタッフの髙橋です! 今回は暑熱環境下での栄養戦力に関してです! 「夏の大会で後半に一気に失速する」 「暑さで補給が入らず、パフォーマンスが落ちる」 そんな経験はありませんか? 2026年に発表された研究では、世界的な100マイルレース「Western States Endurance Run」に出場したランナーを対象に、暑熱順化・冷却・栄養戦略が調査されました。 この研究は「何をすると速くなるか」を証明したものではありませんが、経験豊富なトップランナーたちが実際に行っていた準備を知ることができます。 暑さに勝つために必要なこととは 対象:2025年 Western States Endurance Run 出場者 種類:質問紙による観察研究 調査内容:暑熱順化、冷却方法、炭水化物・ナトリウム補給、胃腸症状 目的は、極端な暑さの100マイルレースで、経験豊富なランナーがどのような準備をしていたかを明らかにすることです。 90%の選手が暑熱対策を実施していた 最も印象的だった結果は、多
8月21日


足首を動かすだけで血流が改善?2026年のメタ解析から分かった「足関節ポンプ運動」の効果
札幌市豊平区中の島にあるパーソナルジムR. Physio labスタッフの髙橋です! 今回はふくらはぎに関しての解説をしようと思います! 「長時間座っていると脚がむくむ」 「デスクワークで脚が重くなる」 「入院中や安静中に、足首を動かしたほうがいいと言われた」 そんなときに行われるのが、足関節ポンプ運動です。 足首を背屈・底屈するだけのシンプルな運動ですが、実際にどのくらい血流を改善するのでしょうか? 2026年に発表されたシステマティックレビュー・メタ解析では、足関節ポンプ運動の「運動頻度」に注目して、下肢の血流への影響が検討されました。 足関節ポンプ運動とは? 足関節ポンプ運動とは、足首を 「つま先を自分のほうへ引く」 ↓ 「つま先を前に伸ばす」 という動きを繰り返す運動です。 ふくらはぎの筋肉が収縮・弛緩することで、下肢にある静脈血を心臓方向へ戻す「筋ポンプ作用」が働きます。 そのため、長時間座っているときや、ベッド上で安静にしているときなどに、下肢の循環を促す目的で利用されています。 2026年の研究では何が分かった?...
8月19日
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