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COLUMN
パーソナルジムコラム


食べる速さで体重は変わる?56万人の日本人を調べて分かった「早食い」と長期的な体重の関係
「早食いすると太りやすい」 一度は聞いたことがあるのではないでしょうか? ダイエット中に、もっとゆっくり食べたほうがいいですよと言われた経験がある人もいるかもしれません。 実際、これまでの研究でも、食べるスピードが速い人ほどBMIが高く、肥満が多いという関連は繰り返し報告されています。 しかし、これまでの研究には一つ問題がありました。 それは、「ある時点の体重」だけを調べた研究が多かったこと。 20代で太っている人と、20代から40代まで長期間太っている人では、同じ「肥満」でも意味が違いますよね。 そこで2026年の研究では、56万人以上の日本人の長期的な体重履歴と食べるスピードの関係を調べました。 すると、早食いと肥満だけではなく、「遅食いと低体重」にも反対方向の関係があることが分かってきました。 56万人以上の日本人を調査 今回の研究では、日本の健康保険加入者の健康診断データが使用されました。 対象となったのは、564,198人。 内訳は 女性:184,262人 男性:379,936人 です。 さらに、一度健康診断を受けただけの人ではありませ
51 分前


筋トレは1回にまとめなくてもいい?最新研究が検証した「1セット×3回」と「3セット×1回」の違い
「筋トレしたいけど、まとまった時間が取れない」 仕事や家事、育児などで忙しい人なら、こんな経験があるのではないでしょうか? 例えば、「30分取れないから今日は筋トレをやめよう」 と考えてしまう人もいると思います。 もし、朝に1セット昼に1セット夜に1セットというように、筋トレを細かく分けても同じような効果が得られるとしたらどうでしょうか? 2026年に掲載されたランダム化比較試験では、筋トレを1回にまとめて行う方法と、1日の中で3回に分ける方法を直接比較しました。 結果は非常に興味深いものでした。 「運動はまとめてやるもの」という常識 一般的な筋トレでは スクワット3セット ↓ ベンチプレス3セット ↓ ラットプルダウン3セット というように、ある程度まとまった時間を確保してトレーニングします。 ジムに行けば、 30分 60分 90分 など、一定時間トレーニングする人が多いと思います。 これが一般的な、 Traditional Resistance Training(トラディショナル・レジスタンス・トレーニング:従来型レジスタンストレーニング)で
2 日前


筋トレはセット数を一気に増やしても大丈夫?トレーニング量を「120%増やした」最新研究から分かったこと
「筋肉を大きくしたいなら、トレーニング量を増やしたほうがいい」 筋トレをしている人なら、一度は聞いたことがあると思います。 実際、筋肥大を考えるうえで、「週に何セット行うか」というトレーニングボリュームは重要な要素です。しかし、ここで一つ疑問があります。 トレーニング量を増やせば増やすほど筋肉は成長するのでしょうか? 逆に、「急にセット数を増やしすぎると回復できなくなって、筋肥大が悪くなるのでは?」 という考え方もあります。 2026年に掲載された研究では、トレーニング経験者の週間トレーニング量を 普段より20%増やす場合と 普段より120%増やす場合を比較しました。 その結果は非常に興味深いものでした。 そもそも「トレーニングボリューム」とは? 筋トレにおける「ボリューム」とは、簡単に言えば、どのくらいの量のトレーニングを行ったか を表すものです。日本語では総負荷量とも言います。 実際の研究やトレーニング現場では、 ・セット数 ・反復回数 ・重量 ・週あたりのトレーニング量 など、さまざまな方法で表されます。 筋肥大を目的とする場合、特に分かり
9月10日


ダイエットで筋力が落ちる人・落ちない人の違いは?最新研究で分かった「筋肉を守る仕組み」
「ダイエットすると筋肉も落ちる」こんな話を聞いたことがある人は多いと思います。 実際、食事量を減らして体重を落とすと、脂肪だけではなく筋肉などの「除脂肪組織」も減少することがあります。実際目の当たりにした経験もあります。 さらに問題なのが、筋力まで低下してしまう可能性があること。 せっかく体重が減っても ・疲れやすくなった ・階段がつらくなった ・トレーニング重量が落ちた ・以前より身体を動かしにくくなった となってしまえば、必ずしも理想的な減量とは言えません。 では 「同じように痩せても、筋力を維持できる人とできない人がいるのはなぜなのか?」 2026年に掲載された研究では、この疑問を「筋肉の中で起こっている遺伝子レベルの変化」から調べています。 そもそも、なぜダイエットすると筋肉まで減るの? 体重を減らすためには基本的に 消費エネルギー > 摂取エネルギー という状態を作る必要があります。 いわゆる、カロリー赤字(エネルギー不足)です。 すると身体は、蓄えているエネルギーを使って不足分を補います。 もちろん体脂肪は重要なエネルギー源になります
9月7日


脂肪肝を改善する運動の正解は?最新研究から分かった「種類・時間・頻度」
健康診断で、「脂肪肝ですね」と言われたことはありませんか? 脂肪肝というと、「お酒を飲む人がなるもの」というイメージを持っている人も多いかもしれません。 しかし実際には、お酒だけが原因ではありません。 肥満や運動不足、それによるインスリン抵抗性、脂質異常などの「代謝の問題」と関連して肝臓に脂肪がたまる、MASLD(代謝機能障害関連脂肪性肝疾患)という状態があります。 そして脂肪肝対策として非常に重要なのが、運動です。 ただ 「ウォーキングでいいの?」 「筋トレのほうがいい?」 「週何回やればいい?」 「何分やれば脂肪肝に効果がある?」 という具体的なところまでは、なかなか分かりませんよね。 2026年に掲載された研究では、まさにこの問題が詳しく検討されました。 今回はこの研究をもとに、脂肪肝を改善するためには、どんな運動を、どのくらいやればいいのか? を一般の方にも分かりやすく解説します。 そもそも「脂肪肝」とは? 脂肪肝とは、その名前の通り、肝臓に脂肪が過剰にたまっている状態です。 肝臓は、食事から摂取した糖質や脂質を処理したり、エネルギーを貯
9月4日


血糖値を下げる筋トレの正解は?週何回・何セット・どの強度が効果的なのか
札幌市豊平区中の島にあるパーソナルジムR. Physio labスタッフの髙橋です! 今回は筋トレと血糖値に関しての解説です。 「血糖値を改善するために筋トレが良い」 これは聞いたことがある人も多いと思います。 では実際に 週に何回やればいいのか? 重い重量を使ったほうがいいのか? 何回・何セットやればいいのか? ここまで具体的に聞かれると、意外と答えるのが難しくなります。 今回紹介する研究では、過体重・肥満を伴う2型糖尿病患者を対象にしたランダム化比較試験を統合し、レジスタンストレーニング(筋トレ)の「量」とHbA1cの関係を詳しく分析しています。 その結果から見えてきたのは、 「とにかく重い重量で鍛える」のではなく、中程度の負荷で、ある程度の運動量を確保し、それを数カ月継続することの重要性でした。 そもそもHbA1cって何? 今回の研究で最も重要な指標が、HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)です。 健康診断や血液検査で見たことがある人もいるかもしれません。 血液中には、酸素を運ぶ「ヘモグロビン」という物質があります。 血液中のブドウ糖がこ
8月31日


急速な減量は本当にリバウンドしやすい?52週間のランダム化比較試験が示した「早く痩せる」ことの意外な結果
「ダイエットはゆっくり痩せたほうがいい」 「急激に体重を落とすと、結局リバウンドする」 こうした話を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか? 確かに、自己流で極端に食事を減らすようなダイエットには注意が必要です。 しかし2026年に発表された52週間のランダム化比較試験では、専門的に管理された急速減量プログラムは、緩やかな減量よりも1年後の体重減少が大きく、肥満関連リスクの低い体格目標に到達した人も多かったことが報告されました。 今回は「急速減量=悪い」というイメージについて、実際にどんな減量方法が行われたのかまで含めて解説します。 284人を「急速減量」と「緩徐減量」に分けて比較 対象となったのは、BMI 30kg/m²以上の肥満成人284名。 そのうち約90%が女性でした。 参加者は、 ・急速減量群:142名 ・緩徐減量群:142名 にランダムに分けられました。 最初の16週間で減量を行い、その後は両グループとも同じ36週間の体重再増加予防プログラムに移行しました。 つまり、「16週間の減量+36週間の維持・追加減量」 を合わせて、合計
8月28日


お酒を飲む人は「悪玉コレステロールが正常」でも安心できない?5万人超の日本人データから見えた“見えにくいLDL”と飲酒の関係
健康診断で、LDLコレステロールはそれほど高くないから大丈夫 と思っている人も多いのではないでしょうか? 一般的にLDLコレステロールは「悪玉コレステロール」と呼ばれ、動脈硬化のリスクを評価する代表的な血液検査です。 しかし、LDLには実はいくつかのタイプがあります。 2026年に発表された研究では、日本人55,745人の健康診断データを使い 「脂肪性肝疾患」と「飲酒」が、small dense LDL-C(sdLDL-C)とどのように関係しているのか?が調べられました。 結果として興味深かったのが、「脂肪肝との関連」と「飲酒との関連」では少し違った結果が出たことです。 そもそもLDLコレステロールとは? まず、一般的な健康診断でも測定される「LDL-C」から説明します。 コレステロールは、そのままでは血液の中を移動できません。 そこで「リポタンパク」という粒子に乗って全身を移動します。 その一つがLDLです。 LDLが増えすぎると、血管の壁にコレステロールが蓄積しやすくなり、長期的には動脈硬化につながる可能性があります。 そのため、「LDL-C
8月26日
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