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COLUMN
パーソナルジムコラム


【最新研究】可変抵抗トレーニングとフリーウエイト筋力アップに本当に効果的なのはどっち?
筋トレをしていると 「バーベルやダンベルのフリーウエイトが王道」 「最近はゴムやチェーンを使ったトレーニングも良いらしい」 といった話を耳にすることがあります。 2025年に発表されたこの論文では、 可変抵抗トレーニング と フリーウエイトトレーニング を比較し、 長期的な筋力向上 1回のトレーニング直後の筋力変化 筋力評価方法の違い について、複数の研究をまとめて分析しています。 可変抵抗トレーニングとは? 可変抵抗トレーニングとは、 動作の途中で負荷が変化するトレーニング方法 です。 代表例としては、 バーベル+ゴムバンド バーベル+チェーン などがあります。 関節角度や動作位置によって「力を出しやすいところでは負荷が重く」「力を出しにくいところでは負荷が軽く」なるのが特徴です。 どちらの方法が筋肉の成長に良いのか? このシステマティックレビューとメタ解析では、 可変抵抗 vs フリーウエイト トレーニング期間(数週間〜数か月) 筋力の測定方法(1RM、ジャンプ力など) を比較し、 「どちらが筋力向上に優れているか」 を総合的に評価してい
18 時間前


【最新研究】乳製品はお腹の脂肪を増やす?減らす?内臓脂肪・腹部肥満と乳製品摂取の本当の関係
「牛乳は太る」「ヨーグルトはダイエットにいい」 こうした情報がネット上にはあふれていますが、実際に 科学的に見るとどうなのか は、意外と知られていません。 2025年に発表されたこの研究は、 乳製品の摂取量と腹部肥満(お腹周りの脂肪)との関係 を、多数の疫学研究を統合して分析した信頼性の高いメタ解析です。 乳製品と腹部脂肪の関係性とは? この研究は以下を目的としています。 乳製品の摂取量と 腹部肥満 の関係 摂取量が増えるほど影響はどう変わるのか(用量反応関係) 結果の信頼性を GRADE という評価法で整理 対象となった乳製品は、 牛乳 ヨーグルト チーズ 乳製品全体 と、日常的によく食べられているものです。 腹部肥満とは何か? 腹部肥満とは、単に体重が多い状態ではなく、 ウエスト周囲径が大きい 内臓脂肪が多い 状態を指します。 腹部肥満は、 糖尿病 高血圧 脂質異常症 などと強く関係するため、 ダイエットや健康管理では特に重要な指標 とされています。 乳製品と腹部肥満の全体的な結果 このメタ解析で示された最も重要な結論は以下です。...
2 日前


炭水化物をたくさん摂っても「筋肉」はすぐ回復しない?最新研究が示した“意外な事実”
「トレーニング後は、とにかく炭水化物をたくさん摂れば回復する」そう思っている人は多いかもしれません。 しかし、2025年に発表された最新研究では、 かなり大量の炭水化物を摂取しても、筋肉の回復は思ったほど早く進まない ことが示されました。 運動後の高炭水化物摂取で糖は回復するのか? この研究では、 よく鍛えられた自転車競技者 を対象に、 エルゴメーターを用いた高強度運動を実施 その後6時間までは30分ごとにショ糖飲料水を摂取(6時間で7.2g/kg) 8時間後と10時間後の2回は炭水化物(1.4g/kg)を含む食事の摂取 体重1kgあたり10g という非常に多い量の炭水化物を摂取 という条件で、**肝臓と筋肉に蓄えられるグリコーゲン(糖の貯蔵量)**がどう回復するかを調べました。 結果はどうだったのか? 結論は、とてもシンプルです。 肝グリコーゲン(肝臓の糖)は速やかに回復した(6時間で100%回復) しかし、 筋グリコーゲン(筋肉の糖)は十分に回復しなかった(12時間で70%回復) つまり、 👉 炭水化物を大量に摂っても、まず回復するのは「肝
1月8日


【最新研究】なぜ人は不健康な食べ物を選んでしまうのか?
「体に良いと分かっているのに、ついジャンクフードを選んでしまう」 「ダイエット中なのに甘いものがやめられない」 こうした経験は、多くの人に共通しています。実はこれは 意志の弱さだけが原因ではありません 。 2025年に発表されたこの論文では、 食べ物を選ぶ“決め手(ドライバー)”が、健康的な食品と不健康な食品で本当に違うのか? を、数多くのレビュー論文を統合して検証しています。 食べ物を選ぶ「ドライバー」とは? この研究でいう「ドライバー」とは、私たちが食べ物を選ぶときに影響を受ける要因のことです。 主に以下のような要素が含まれます。 ① 人口動態要因(年齢・性別・社会経済状況など) ② 環境要因(手に入りやすさ・価格・販売環境) ③ 家庭環境・生活習慣 ④ 知識とスキル ⑤ 身体的特徴・健康状態 ⑥ 食品そのものの特性(製品特性) ⑦ 心理的要因 ⑧ 社会的要因 この論文では、健康的な食品(野菜・果物・全粒穀物など)と 不健康とされやすい食品(高脂肪・高糖質・超加工食品など) で、これらの影響がどう違うのかを整理しています。 ① 人口動態要因(
1月7日


【最新研究】高校生アスリートの成長とパフォーマンスを支える「ライフスタイル医学・6つの柱」とは?
部活動やクラブチームで頑張る高校生アスリートにとって、「練習量」や「才能」だけが結果を決めるわけではありません。 2025年に発表されたこの システマティックレビュー では、ライフスタイル医学(Lifestyle Medicine)の「6つの柱」が高校生アスリートの 競技パフォーマンス 体力・回復力 ケガや不調のリスク にどのような影響を与えるのかが、数多くの研究をもとに整理されています。 ライフスタイル医学の「6つの柱」とは? ライフスタイル医学とは、 薬や治療に頼る前に「生活習慣そのもの」を整えることで健康と能力を高める考え方 です。 この分野では、以下の6つが重要な柱とされています。 栄養(食事) 身体活動・運動(トレーニング) 睡眠 ストレス管理 有害物質の回避(喫煙・過度なアルコールなど) 社会的つながり・メンタルサポート このレビューでは、これらが 高校生アスリートの競技力にどう関係するか を検証しています。 ① 栄養:パフォーマンスの「土台」 研究全体を通して、 食事の質と量は競技力の基盤 であることが示されています。 特に重要なの
2025年12月26日


筋トレ前のカフェインは本当に効く?最新メタ解析が示す「パワー向上効果」
「筋トレ前にコーヒーを飲むと力が出る気がする」「カフェインって本当にトレーニングに効果あるの?」 こうした疑問に対して、複数の研究結果をまとめて分析した“メタアナリシス”によって、かなり明確な答えが示されました。 本記事では、 筋トレ中の“パワー(瞬発的な力)”に対するカフェインの効果 について、最新の科学的知見をわかりやすく解説します。 この研究は何を調べたのか? この論文は、 「カフェインを一時的に摂取することで、筋トレ中のパワー発揮は高まるのか?」 を検証した研究を集め、統計的にまとめたものです。 ポイントは「急性摂取」 毎日飲み続ける話ではない トレーニング前にカフェインを摂る ケースが対象 つまり、 「筋トレ前の1杯」に意味があるのか を検証した研究です。 パワーとは何か?(簡単に解説) この研究で注目された「パワー」とは、 重さ × 速さ 瞬間的にどれだけ強く・速く力を出せるか という能力です。 パワーが重要な筋トレ種目 ベンチプレス スクワット ジャンプ クリーンなどの爆発的動作 筋肥大やスポーツパフォーマンスにおいて、 非常に重要
2025年12月22日


親の生活習慣は、子どもの食習慣をどれほど左右するのか?― 親の運動習慣と「子どもの食べ方」の意外な関係 ―
「子どもにバランスの良い食事をしてほしい」「間食や偏食を減らしたい」 そう考える親は多いですが、 実は“親の運動習慣そのもの”が、子どもの食習慣に強く影響している ことが、最近の研究によって示されています。 この研究は、親がどんな場面で体を動かしているか、それが子どもの食行動とどう結びついているか を詳細に分析した点が特徴です。 研究の目的 今回参考にする研究の目的は、 「親の身体活動(運動)の種類や場面によって、子どもの食習慣との関連が異なるのか?」 を明らかにすることでした。 ポイントは、単に「運動しているか・していないか」ではなく、 どんな“運動の文脈(ドメイン)”か に注目している点です。 親の身体活動は「3つのドメイン」に分類された 研究では、親の身体活動を以下のように分類しています。 ① 余暇の身体活動(レジャー・運動) ジム通い ランニング スポーツ ウォーキング など ② 職業上の身体活動 立ち仕事 肉体労働 移動が多い仕事 ③ 家事・移動に関わる身体活動 掃除 洗濯 買い物 徒歩や自転車移動 この分類が、子どもの食習慣との関連
2025年12月15日


【最新レビュー】エリートアスリートの“睡眠を改善する栄養戦略”― 筋トレの成果・回復・脂肪燃焼を最大化する「食事と睡眠」の科学
睡眠は、アスリートにとって「最強のリカバリー」です。最新のレビュー は、食事によって睡眠の質を高め、パフォーマンス回復を最大化する方法を整理しています。 筋トレをしている一般の方や、ダイエット中の人にとっても睡眠は筋発達・脂肪燃焼に直結します。 この記事では、研究の内容を筋トレ・ダイエット視点でまとめ、“今日から使える実践法”まで解説します。 1. エリートアスリートの睡眠は慢性的に不足している レビューでは、以下の問題が報告されています。 過密な練習スケジュール 試合・移動・遠征 夜の興奮や交感神経亢進 筋肉痛など身体ストレス これらによって 睡眠時間が短くなる(6時間未満)入眠が遅くなる深い睡眠が少ない という傾向があることが示されました。 睡眠が不十分だと… 筋タンパク合成が低下 成長ホルモン分泌が減少 集中力・反応速度の低下 体脂肪が落ちにくくなる 食欲増加(特に高脂肪・高糖質への欲求) つまり“トレーニングしても伸びにくい身体”になってしまいます。 2. 栄養介入で「睡眠の質」を改善できる レビューで整理されていた栄養アプローチには科学
2025年12月11日
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