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COLUMN
パーソナルジムコラム


【朝食のたんぱく質が筋肉を変える?】2025年最新レビューから読み解く、筋肉づくりとダイエットの最適解
「朝にたんぱく質をしっかり摂ると、筋肉の成長に本当に良いの?」そんな疑問に答えてくれるのが、 “朝食のたんぱく質摂取が成人の筋量・筋力にどの程度影響するか” を整理したレビュー です。 この研究は、これまで点在していた“朝食と筋肉”に関する研究をまとめ、 「朝食のたんぱく質が筋肉づくりや代謝にどう作用しているか」 を俯瞰したもの。 今回は、その内容をパーソナルトレーニング・ダイエットの現場で使える形でまとめました。 ■ なぜ“朝食のたんぱく質”が注目されるのか? 人間の筋肉合成は 1日中一定ではなく、朝〜午前中は特に低い ことがわかっています。いわゆる“アナボリック抵抗性”が起きやすく、筋合成のスイッチが入りづらい状態です。 そこで注目されているのが、 ➤ 朝にある程度まとまった量のたんぱく質を摂ること = 筋合成をスタートさせる“最初のスイッチ”を入れる という考え方。 レビューでも、多くの研究で 「朝食のたんぱく質量が1日の筋タンパク質合成効率に影響する可能性」 が示されています。 ■ 研究レビューで見えたポイントまとめ ①...
2025年12月3日


【習慣化の科学】トレーニングと減量は何日で習慣になる?
「筋トレを続けたい」「ダイエットを習慣にしたい」 そう思っても、気づけば三日坊主……。多くの人が「続ける」ことに最も苦戦します。 では、 人は何日で“習慣”をつくれるのか? この疑問に答えてくれるのが、2024年に発表された Singh B らの 習慣化に関する大規模メタ分析 です。 この記事では、この最新研究をもとに トレーニング・減量習慣を最速で身につける方法 を解説します。 1. 習慣化には“21日”では足りない 世間では「習慣化には21日」とよく言われますが、この研究ではまったく異なる結果でした。 Singh らの分析によると…… 健康行動が習慣になるまでの平均は 59 日 (=約2ヶ月) さらに… 最短: 4日 最長: 335日(約11ヶ月) と、個人差が非常に大きいことも判明しました。 つまり、 「21日続けたのに習慣にならない…」これは“あなたが意志が弱いから”ではなく、単に“普通”です。 2. 習慣化しやすい人・しにくい人の違い 研究では、習慣形成に影響を与える要因も分析されています。 ■ 習慣化を加速させる要素 行動が簡単で
2025年11月28日


【最新研究】クレアチンは“筋肉痛の回復”にも効く?
クレアチンといえば、「筋トレの重量が伸びる」「瞬発系のパフォーマンスが上がる」といったイメージが強いサプリメントです。 しかし、2025年に発表された最新研究によって、クレアチンは “筋肉のダメージからの回復” にも効果がある可能性が示されました。 しかも今回は、 性別 と 年齢 によって効果が変わるかまで細かく調査された、非常に質の高い研究です。 この記事では、一般の方でもわかるように研究を丁寧に解説していきます。 1. 研究の目的 この研究のテーマは大きく3つです。 クレアチンを飲むことで筋肉損傷の回復が早くなるのか? その効果は男性・女性で違いが出るのか? 若年層と中高年で効果に差があるのか? 特にトレーニング経験がある人なら誰もが一度は経験する “強烈な筋肉痛(DOMS)” 。その原因のひとつが エキセントリック運動(筋肉を伸ばされながら力を出す動き) による筋繊維の微細なダメージです。 研究では、まさにこの エキセントリック運動が起こす筋肉ダメージからの回復 を指標にしています。 2. 研究の方法 ■ 参加者...
2025年11月27日


【最新研究】サプリの「飲むタイミング」で筋肉の疲労回復は変わる?ー運動後の筋疲労を最小限にする“ベストタイミング”とはー
「運動後の疲れが抜けない」「翌日の筋肉痛がひどい」という声は、トレーニングをする人なら誰でも経験があるはずです。では、疲労回復のために飲んでいるプロテインやアミノ酸などのサプリメントは、“いつ飲むか”で効果が変わるのでしょうか? 2025年に発表された 最新のシステマティックレビュー&メタ解析 は、まさにこの疑問に答えてくれています。本記事では、その研究内容をわかりやすく解説しながら、実生活で使える「最適なサプリのタイミング」を紹介します。 ■ 筋肉の疲労に効果を発揮する栄養素とは この研究は、複数の試験をまとめて解析し、 運動前・運動中・運動後のどのタイミングでサプリを摂取すると最も疲労が軽減されるか? を比較したものです。 対象になったのは、主に以下のサプリ: プロテイン(ホエイ含む) アミノ酸(BCAA、EAA) 糖質(カーボ) クレアチンなどのパフォーマンス系サプリ 疲労の指標としては、・主観的疲労(筋肉のだるさ)・筋力の低下・乳酸値・回復にかかる時間などが用いられました。 ■最も筋疲労回復に効くのは「運動後の摂取」 結論から言うと、..
2025年11月21日


【トレーニング効果】8週間でジャンプ力アップ!成長期アスリートに有効な「複合トレーニング」とは?
目次 成長期の筋力アップはなぜ重要? 複合トレーニングって何? 誰が、どう変わった? 複合トレと筋トレ、どっちが効く? 実践のヒント 「組み合わせ」が未来のパフォーマンスを底上げする 1. 成長期の筋力アップはなぜ重要? 走り幅跳びは「助走のスピード」「踏み切りの強さ」「空中姿勢」などが総合的に関係する競技です。その中でも特に重要なのが 脚の筋力と瞬発的なパワー 。10代の選手は成長期でもあり、筋力・パワーを安全に伸ばせる時期。しかし、「どんなトレーニングを組むのが最も効果的か?」という疑問に、今回の研究が答えを出しました。 2. 複合トレーニングって何? 今回の研究で比較されたのは、以下の2つのトレーニング方式です: トレーニングタイプ 内容 レジスタンストレーニング バーベルスクワットなど「筋トレ」中心 コンプレックストレーニング 筋トレ+プライオメトリクス(ジャンプ系の動作)を組み合わせて行う 例: スクワットのあとにボックスジャンプを行う ベンチプレスのあとにメディシンボールスローを行う つまり「重りを使った筋力トレーニング+自体重での跳
2025年11月18日


【筋トレで守るべき筋肉の健康】ストレスホルモンが引き起こす「筋肉の減少」とは?
目次 グルココルチコイドって何? ストレスで筋肉が減る?知られざる仕組み 筋肉の減少は何が問題なの? グルココルチコイドが原因の筋肉減少を防ぐには? 筋肉を守るために今日からできること まとめ:筋トレでストレスにも負けない身体へ 1. グルココルチコイドって何? グルココルチコイドとは、私たちの体内で分泌されるホルモンの一種で、「ストレスホルモン」として知られる コルチゾール が代表です。体の炎症を抑えたり、エネルギーを生み出すなど重要な役割がありますが、長期間分泌されすぎると 筋肉を減らす作用や筋力低下を引き起こす可能性 も持っています。 2. ストレスで筋肉が減る?知られざる仕組み この論文では、グルココルチコイド(以下GCと略)が以下の理由で筋肉を分解してしまうことが示されました。 タンパク質の分解促進 筋肉はタンパク質でできていますが、GCはその分解を促進します。 筋タンパク質合成の抑制 筋肉が合成される仕組みを弱めるため、筋肉の回復や成長を妨げます。 インスリン抵抗性の増加 インスリンが効きにくくなることで、栄養が筋肉に行き渡りにくくな
2025年11月15日


【女性と筋トレ】筋トレの歴史と健康・パフォーマンスを高める科学的メカニズム〜女性が筋トレで「美しく強く」なる理由〜
目次 はじめに:女性と筋トレの関係はどう変わってきた? 研究の概要:どんな内容の論文? 女性が筋トレを避けてきた背景 筋トレによる女性の体の変化 — 科学的なメカニズム 筋トレの健康効果:見た目だけじゃない! ホルモンと筋肉の関係 — 男性との違いは? 現代女性のための筋トレ戦略 まとめ:筋トレは「健康美」の最短ルート 1. はじめに:女性と筋トレの関係はどう変わってきた? かつて「筋トレは男性のもの」「女性が筋トレするとムキムキになる」といった誤解が多く存在しました。 しかし、2025年現在、 筋トレ(レジスタンストレーニング)は女性の健康・美容・パフォーマンスに欠かせない習慣 として世界中で注目されています。 今回紹介する研究は、女性と筋トレの関係を「歴史」と「科学的メカニズム」から整理した、最新レビューです。 2. 研究の概要 この研究は、過去約100年以上にわたる「女性と筋トレ」の変遷をまとめ、さらに筋トレがもたらす健康・パフォーマンス効果の生理学的根拠を詳細に分析したレビューです。 テーマは大きく分けて以下の3つです 女性が筋トレに取り
2025年11月7日


【筋トレ×筋肥大】セット間の「休憩時間」はどうすればいい?最新レビューで分かったこと
皆さんこんにちは! 札幌市豊平区パーソナルジムR. Physio labです! 当店は豊平区中の島にダイエットサポートを中心としたパーソナルジムです! 今回は「インターバル」に関してです。 ここは意外とアバウトにやっている人も多いのではないでしょうか? しかし、トレーニングのパフォーマンスを維持し、身体を成長させていきたいのであれば重要な項目の一つになり得るのがインターバルです。 しっかりと最後まで読んで参考にしてください!! 目次 研究で使われたデータの特徴(どんな研究をまとめたか) 主な結論:休憩は 60秒より長め が小さな有利差あり。 なぜ「休憩時間」が筋肥大に影響するのか(仕組み) 部位や条件による違い — 脚(大腿)と腕で差が出る可能性 実践的なおすすめ休憩時間(初心者〜上級者まで) 注意点・現場での応用(時間効率・ボリュームの管理) 最後に:まとめと引用文献 1. 研究で使われたデータの特徴(どんな研究をまとめたか) 著者らは複数のランダム化比較試験や介入研究を収集し、腕(上肢)・脚(下肢)・全身等に分けて解析しました。...
2025年11月6日
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