牛乳由来成分「ミルクファットグロブリン膜(MFGM)」摂取とトレーニングで筋力アップできる?最新研究から解説
- 髙橋 大翔
- 20 時間前
- 読了時間: 3分

皆さんこんにちは!
札幌市豊平区パーソナルジムR. Physio labです!
当店は豊平区中の島にあるダイエットを中心としたパーソナルジムです!
今回は牛乳に関してです
1. はじめに
筋トレをしている方なら「もっと効率よく筋力を伸ばしたい」と思ったことがあるのではないでしょうか。最近の研究で、牛乳に含まれる特殊な成分「ミルクファットグロブリン膜(MFGM)」が、トレーニングによる筋力アップをさらにサポートする可能性が示されました。
2. 牛乳に含まれるMFGMとは?
MFGMは、牛乳や乳製品に含まれる脂肪球を包む「膜」の部分です。この膜には、リン脂質や糖タンパク質、バイオアクティブ成分(健康に良い成分)が含まれ、脳や神経、筋肉の働きに関わることが分かっています。
従来は乳製品の副産物として扱われてきましたが、近年では「機能性素材」として注目が高まっています。
3. MFGM+トレーニングの効果を若者で調査!
今回の研究は、健康な若年成人を対象にした臨床試験です。
対象者:健康な若年成人98名
期間:4週間
介入:MFGMを摂取しながらトレーニングを実施するグループと、プラセボ(偽薬)+トレーニングのグループに分けて比較
4. MFGM+トレーニングで得られた効果
結果として、MFGMを摂取したグループではトレーニング効果が強まり、筋力向上が顕著に見られたと報告されました。
特に、
下半身の筋力
体幹筋の持久力
パフォーマンス指標(例えばジャンプ力や瞬発力)で効果が確認されました。
つまり、同じ運動をしていても、MFGMを摂取することで効率よく筋力アップできる可能性があります。
5. なぜMFGMが筋力アップを助けるのか?
MFGMの効果は、スフィンゴミエリンが重要な可能性があると明記されています。
具体的には、スフィンゴミエリンは神経筋接合部の形成や維持に重要であり、筋力向上や神経系適応に寄与すると述べられています。
また、スフィンゴミエリン摂取によって神経筋伝達に関与する遺伝子の発現が増加し、神経系の機能改善につながる可能性も動物・細胞実験で示唆されています。
6. 注意点と今後の期待
この研究は「健康な若年成人」が対象であり、高齢者や疾患を持つ方への効果はまだ分かっていません。
また、MFGM単体で筋力がつくわけではなく、トレーニングと組み合わせることが重要です。
今後はより長期的な研究や、さまざまな年齢層での検証が期待されます。
7. まとめ
牛乳由来のMFGMは、筋力アップやトレーニング効果をサポートする可能性がある
特に下半身のパフォーマンスに効果が示唆された
ただし「MFGMだけで筋肉がつくわけではない」、食事+運動習慣が基本
引用文献
Nakayama K, et al. Effects of milk fat globule membrane ingestion with exercise on physical strength in healthy young adults: a randomized double-blind, placebo-controlled trial. J Int Soc Sports Nutr. 2025 Dec
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