時間制限食が筋肉に与える影響とは?【1日8時間】
- 髙橋 大翔
- 21 時間前
- 読了時間: 3分

皆さんこんにちは!
本日は食事と筋肉の関係について解説していきます。
皆さんしっかりと食事は摂れていますか?
筋トレ・ダイエットをしている人は食事の部分を疎かにすると絶対に良い方法へ向かないことは断言できます。
トレーニングと同じかそれ以上に食事は重要なので、もし疎かにしてトレーニングだけ頑張っている人は見直すようにしましょう。
さて、皆さんは「時間制限食」というのをご存知でしょうか?
16時間断食や8時間制限食という食事を摂る時間に制限を設け、それ以外の時間は一切食べないという食事方法です。
よく16時間断食でダイエットをしている人は見かけます。
実際にお客様でも過去に行ったことがある人はいますし、よく周りでも行っていると聞きます。
なぜ行うのかについては「素早く痩せられる」という部分が大きいでしょう。
16時間何も食べないのですから、当然ある程度は痩せていきます。
しかし、痩せた体重のどのくらいが脂肪なのかが重要です。
栄養の不足は脂肪と同じかそれ以上に筋肉を減少させます。
なので時間制限食は注意が必要ということを常に伝えています。
今回、解説するのは時間制限食が「筋トレ」に与える影響です。
最新研究をもとに解説していくので、是非最後まで読んでみてください!!
時間制限食が筋トレに与える影響とは
この研究では過去1年間に週3回以上トレーニングを行っていて
男性:スクワットの1RM(1回挙げるのが限界の重量)が体重の1.5倍、ベンチプレスが1.0倍
女性:スクワットの1RMが体重の1.0倍、ベンチプレスは0.55倍
という基準をクリアした17名が対象者です。
17名を2つのグループに分けて1群を1日に8時間のみの食事摂取、もう一つを任意の時間で食事を摂る対称群としました。
時間制限食群は午前中に筋トレをし、終了後1時間経過してから食事を開始して8時間という食事時間です。
対照群も筋トレの時間は午前中だが、食事は任意でという形です。
栄養指導に関しては2群共に同様の内容でした。
結果ですが
・筋トレ参加日数や自覚的運動強度に有意差なし
・総トレーニング量は時間制限食群で6960±287回、対照群は7334±289回で差が出た
・週あたりの総負荷量は有意差なし
・時間制限食群のスクワット1RMは対照群より4kgほど少なかった
・若干、時間制限食の方が体脂肪率が低くなった
という結果になりました。
総トレーニング量やスクワットの1RMが少なかったことは気になるポイントです。
週あたりの総負荷量が同じだったので、今後さらに調査を継続した場合、時間制限食は筋肉量や筋力に影響を与えるのではないかと考察されています。
まとめ
☑️時間制限食は好きに食べるより若干脂肪も減少するが、長期的にみると筋肉量や筋力の減少や向上しにくくなる可能性がある
☑️筋肉をしっかり維持・向上させつつ脂肪の量を減少させる場合は時間だけでなく食事の質自体に目を向ける必要がある
【参考文献】
Daniel T. Blake, et al. Hypercaloric 16:8 time-restricted eating during 8 weeks of resistance exercise in well-trained men and women. J Int Soc Sports Nutr. 2025 Dec;22
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