top of page

足首を動かすだけで血流が改善?2026年のメタ解析から分かった「足関節ポンプ運動」の効果



札幌市豊平区中の島にあるパーソナルジムR. Physio labスタッフの髙橋です!

今回はふくらはぎに関しての解説をしようと思います!





「長時間座っていると脚がむくむ」

「デスクワークで脚が重くなる」

「入院中や安静中に、足首を動かしたほうがいいと言われた」


そんなときに行われるのが、足関節ポンプ運動です。

足首を背屈・底屈するだけのシンプルな運動ですが、実際にどのくらい血流を改善するのでしょうか?


2026年に発表されたシステマティックレビュー・メタ解析では、足関節ポンプ運動の「運動頻度」に注目して、下肢の血流への影響が検討されました。


足関節ポンプ運動とは?

足関節ポンプ運動とは、足首を

「つま先を自分のほうへ引く」

「つま先を前に伸ばす」

という動きを繰り返す運動です。


ふくらはぎの筋肉が収縮・弛緩することで、下肢にある静脈血を心臓方向へ戻す「筋ポンプ作用」が働きます。


そのため、長時間座っているときや、ベッド上で安静にしているときなどに、下肢の循環を促す目的で利用されています。


2026年の研究では何が分かった?

浙江中医薬大学附属麗水医院の研究チームは足関節ポンプ運動を行ったときの大腿静脈の平均血流速度を調べた研究をまとめました。


その結果、足関節ポンプ運動によって、大腿静脈の血流速度は全体として増加する

ことが確認されました。


つまり、「足首を動かすだけでも、実際に脚の静脈血流は増える」ということです。


ポンプ運動は何回やればいい?

今回の研究では

・3回/分

・6回/分

・10回/分

・30回/分

・60回/分

など、さまざまな頻度が検討されました。


その中で、1分間に10回以上の頻度では、低い頻度より血流速度が大きく増加する傾向がみられました。


特に10回/分では、大腿静脈の平均血流速度が約15.16 cm/s増加しています。


ただし、ここで重要なのが、「10回/分が最適」と証明されたわけではないという点です。

頻度同士を直接比較した研究は少なく、今回のレビューでは「最適な頻度」を断定するには証拠が足りないとされています。


以前の研究では「15〜20回/分」が有効という結果も

過去の2023年のネットワークメタ解析では、3〜4秒に1回程度、つまり約15〜20回/分

が最も有効と推定されていました。


今回の研究では「10回/分以上で効果が大きくなる傾向」とされているため、完全に同じ結論ではありません。


これは、対象となった研究や解析方法、血流の評価方法などが異なることが原因として考えられます。

したがって現時点では、

「○回/分が絶対にベスト」


と考えるより、「ある程度の頻度で、繰り返し足首を動かすことが血流改善につながる」

と捉えるのが適切です。


長時間座っている人にも使える?

足関節ポンプ運動は、特別な器具を必要としません。


例えばデスクワーク中なら

・椅子に座ったまま足首を上下に動かす

・1分間に10〜20回程度を目安に行う

・長時間同じ姿勢が続くときに定期的に実施する

といった方法が考えられます。


重要なのは「一度に大量にやる」ことよりも、長時間動かない状態を避けるために、こまめに足首を動かすことです。


ただし「血流が増える=血栓を予防できる」ではない

今回の研究で確認されたのは、主に大腿静脈の血流速度が増加することです。


これは重要な生理学的変化ですが「足関節ポンプ運動をすれば深部静脈血栓症(DVT)を予防できる」

とまで、この研究から結論づけることはできません。


また、今回のレビューでは研究の多くが非ランダム化研究・準実験研究で、エビデンスの確実性も非常に低いと評価されています。


したがって、足関節ポンプ運動を「血栓予防の治療」として過度に期待するのではなく、下肢の静脈血流を促す簡単な運動として捉えるのが適切です。


まとめ

今回の研究から分かったのは

足関節ポンプ運動は、大腿静脈の血流速度を増加させる可能性がある

ということ。


特に、1分間に10回以上

では、低頻度より血流速度が大きく増加する傾向がありました。


ただし、現時点では「最適な頻度」が確定しているわけではありません。

そのため、長時間座っているときやベッド上で動く機会が少ないときには、

「足首をこまめに動かす」

というシンプルな習慣を取り入れることは合理的です。


一方で、術後や片脚の腫れ・痛み、息切れ、血栓症の既往などがある場合は、自己判断で対処せず医療者へ相談しましょう。


足首を動かすという小さな運動でも、下肢の血流には明確な変化が起こる。

今回の研究は、そんな「日常の小さな運動」の生理学的な意味を示した研究といえます。


参考文献

He Z, et al. Effects of different frequencies of ankle pump exercise on lower limb hemodynamics: a systematic review and meta-analysis. Frontiers in Physiology. 2026 Jul 30.



札幌市豊平区パーソナルジムなら「R.Physio lab」へ!

札幌市豊平区パーソナルジム R.Physio lab

地下鉄中の島駅から徒歩3分の好立地で運営しております!!

医療系国家資格保有のトレーナーがマンツーマンで皆様のダイエットをサポートしていきます!!


・ダイエットが上手くいかない

・ダイエットの方法が分からない

・ダイエットが続かない

・トレーニングで身体を痛めた

・トレーニングは一人では頑張れない


という理由で痩せることを諦めないでください!

当店に来て正しく健康になるダイエットを始めましょう!!


👉 中の島パーソナルジム[R. Physio lab]公式サイト




コメント


パーソナルジム中の島.png

〒062-0921

北海道札幌市豊平区中の島1条3丁目2−15 1F

10時から20時最終受付

(日曜、祝日不定休)

無料駐車場 2台

セールスや勧誘のお電話お断り

駐車場.png

Rフィジオ

​厚別本店はこちら

厚別パーソナルジムLOGO2.png

Copyright©R Physio lab. All Rights Reserved.

bottom of page