お茶を飲む人は筋肉が多い?最新研究が示した意外な関連を豊平区パーソナルジムが解説
- 髙橋 大翔
- 17 時間前
- 読了時間: 4分

札幌市豊平区中の島にあるパーソナルジムr. Physio lab中の島店スタッフの髙橋です!
今回はお茶と筋肉に関してのお話をします!
筋肉を増やしたいと考えたとき、多くの人が思い浮かべるのは、
・筋力トレーニング
・たんぱく質摂取
・十分な睡眠
ではないでしょうか。
一方で、「お茶を飲む習慣」と筋肉量の関係について考えたことがある人は少ないかもしれません。
関係あるなんて考えたこともないですよね。
今回は、2026年に発表された研究をもとに、お茶と筋肉量の関係について解説します。
お茶と筋肉の関係とは?
この研究は、中国の油田労働者を対象に、
「お茶を飲む習慣と骨格筋量(全身の筋肉量)に関連はあるのか」
を調べた横断研究です。
さらに研究者は、
「社会経済的地位(SES:所得や教育レベルなど)によって、その関連は変わるのか」
という点についても分析しました。
研究結果
研究の結果、お茶を飲む人ほど骨格筋量が多いという関連が確認されました。
さらに興味深いことに、この関連はすべての人で同じではありませんでした。
社会経済的地位が高い人ほど、お茶の摂取と筋肉量の関連がより強く見られたのです。
つまり、
・お茶を飲む習慣がある
・社会経済的地位が高い
この両方を持つ人では、筋肉量が多い傾向が確認されました。
なぜお茶と筋肉量が関連したのでしょうか?
この研究では原因までは分かっていません。
しかし、いくつかの可能性が考えられます。
お茶に含まれるポリフェノールの影響
お茶にはカテキンやフラボノイドなどのポリフェノールが含まれています。
これらには、
・抗酸化作用
・抗炎症作用
があることが知られています。
慢性的な炎症や酸化ストレスは筋肉量の減少と関係するため、お茶の成分が筋肉の維持に役立つ可能性は考えられます。
健康的な生活習慣の指標かもしれない
もう一つの可能性は、お茶そのものではなく、お茶を飲む人の生活習慣です。
例えば、
・食事の質が高い
・運動習慣がある
・喫煙が少ない
・健康意識が高い
といった特徴を持つ人が、お茶をよく飲んでいる可能性があります。
横断研究では、このような影響を完全に取り除くことはできません。
社会経済的地位が関係した理由
今回の研究で最も特徴的だったのは、社会経済的地位によって結果が変わったことです。
一般的に社会経済的地位が高い人は、
・栄養状態が良い
・医療へのアクセスが良い
・運動環境が整っている
・健康情報を得やすい
といった特徴があります。
そのため、お茶を飲むという習慣だけでなく、複数の健康行動が積み重なって筋肉量に影響している可能性があります。
この研究から分かること
今回の研究で分かったのは、
「お茶を飲む人は筋肉量が多い傾向があった」
ということです。
しかし
「お茶を飲めば筋肉が増える」
ことを証明した研究ではありません。
筋肉量を増やすために最も重要なのは、
・レジスタンストレーニング(筋トレ)
・十分なたんぱく質摂取
・適切な総エネルギー摂取
・良質な睡眠
です。
お茶はあくまで健康的な食生活の一部として考えるのが現実的でしょう。
トレーニングしている人への実践的な考え方
普段からお茶を飲む習慣がある人は、そのまま続けても問題ありません。
特に無糖のお茶は、
・低カロリー
・水分補給になる
・ポリフェノールを摂取できる
というメリットがあります。
ただし、お茶だけで筋肉が増えることはありません。
筋肉量を増やしたいのであれば、
まずは筋トレと食事を優先することが重要です。
まとめ
中国の油田労働者を対象とした今回の研究では、お茶を飲む人ほど骨格筋量が多いという関連が確認されました。
また、その関連は社会経済的地位が高い人ほど強く見られました。
しかし、この研究は横断研究であるため、お茶そのものが筋肉量を増やしたのか、それとも健康的な生活習慣を反映しているのかは分かりません。
現時点では、
「お茶は健康的な生活習慣の一部として取り入れる価値はあるが、筋肉量を増やす主役ではない」
と考えるのが妥当でしょう。
引用文献
Liu H, et al. Socioeconomic stratification in the association between tea consumption and skeletal muscle mass among oilfield workers. Frontiers in Nutrition. 2026;13:1777775.




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