ビタミンDの現状と影響とは〜2025年最新〜
- 髙橋 大翔
- 7月29日
- 読了時間: 3分
更新日:7月30日

皆さんこんにちは!
札幌市豊平区パーソナルジムR. Physio labです!
当店は豊平区中の島にあるダイエットを中心としたパーソナルジムです!
皆さん栄養については普段から気にされていると思います。
ビタミンに関してはどのくらい意識しているでしょう?
今回注目したいくのは「ビタミンD」になります
ビタミンDは骨や免疫、筋機能の維持に重要な栄養素になりますので、トレーニングやスポーツをしている人はもちろんですが、身体の健康も保つために一般の方にも重要なのです。
2025年最新知見をもとに解説していくので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください!
〜筋力と健康に欠かせない「日光ビタミン」のリアル〜
今回参考にする研究では13~39歳の様々なスポーツ種目でドイツ代表に所属している男女474名が対象になっています。
測定内容としては
・血中ビタミンD濃度
・握力
・三日間の食事記録によるビタミンD量
・ビタミンD代謝に関係する遺伝子
などが調査されました。
この研究に関しては、ビタミンD不足の定義についてビタミンD濃度が20ng/mL(50nmol/L)未満の場合を「欠乏」、20~30ng/mL(50~75nmol/L)の場合を「不足」、30ng/mL(75nmol/L)以上の場合を「充足」と分類しています。
主な結果と注目ポイント
1. ビタミンD不足・不足予備軍が約55.5%
血中ビタミンD濃度が30 ng/mL未満(75 nmol/L未満)にあたる「不十分」な状態のアスリートが 全体の55.5%。
うち16%は20 ng/mL未満(50 nmol/L未満)という明らかな欠乏状態でした
2. 年齢・競技形態・遺伝子が影響
年上の選手ほど、また屋外競技の選手の方が室内競技よりもビタミンD濃度が高い傾向。
特定のビタミンD代謝に関係する遺伝子も血中ビタミンDレベルに影響していました
3. 筋力との関連性
握力(handgrip strength)とビタミンDの血中濃度には正の相関があり、ビタミンD状態が良いほど握力も高い傾向が確認されました。ただし因果関係はこの研究では証明されていません
実生活への示唆
若手アスリートや室内競技者ほど注意が必要
日照や年齢によってビタミンD濃度が大きく変わり、特に若年層や室内スポーツでは不足リスクが高まります。
定期的な血液検査や個別管理が有効
季節や遺伝的要因が影響するため、ビタミンD検査と適切な栄養補給・サプリ処方が推奨されます。
筋力アップや免疫維持のための補完的アプローチ
ビタミンD状態の改善は筋機能や骨・免疫の健康にとって重要。スポーツ現場でも栄養戦略に取り込む価値があります。
まとめ
項目 | 内容 |
対象 | ドイツのエリートアスリート 474名(13〜39才) |
不足率 | ビタミンD <30 ng/mL が55.5%、<20 ng/mL が16% |
影響因子 | 年齢、屋外 vs 室内競技、ビタミンD代謝遺伝子型 |
筋力との関係 | 握力とは正の相関あり(相関係数ベース) |
運動パフォーマンスと健康維持のためには、ビタミンD状態の把握と管理が不可欠だといえますので、ぜひ参考にしてください!!
引用文献
Hacker S, Lenz C, Reichert L, Ringseis R, Zentgraf K, Krüger K. Vitamin D status and its determinants in German elite athletes. Eur J Appl Physiol. 2025 Jan 4
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