咀嚼回数を増やすことは筋肥大に関わる?
- 髙橋 大翔
- 1 日前
- 読了時間: 3分
更新日:6 時間前

札幌市豊平区パーソナルジム R. Physio labです! 当店は豊平区中の島にあるパーソナルジムです!!
皆さんトレーニングをしていると思いますが、栄養に関してはどのくらい関心があるでしょうか?
筋トレ=筋肉が増えるというのは単純すぎる考えです。
筋トレ+食事=筋肉が増えるという方が確実に正しい考え方といえます。
まずは食事に目を向けるようにしましょう!
伸び悩んでいる人は一気に解決するかもしれません。
食事のことについて日頃から考えてくれているのを前提としてお話ししますが、皆さんは「咀嚼」について考えたことはあるでしょうか?
子供の頃よく親御さんに「よく噛んで食べなさい」と叱られた経験は皆さん一度はあると思います。
実際に私も何度も怒られた記憶があります。
よく噛みなさいの背景には、ちゃんと消化されない、食べすぎるというのがあると思います。
確かにその通りであり、よく噛んで食べることは重要です。
今回は咀嚼の必要性について「筋肥大」の観点から解説します。
咀嚼に意識を向けるだけで筋肥大率が向上するかも、ということですのでぜひ最後まで読んでみてください!!
咀嚼回数を増やすと筋肥大率が上がる?
2007年の研究で、高齢者における肉食摂取後の全身タンパク質代謝について調査が行われています。
要するに肉を食べた後にタンパク質としてどのくらい栄養になっていますか?という内容です。
対象は60~75歳の高齢者20名で、10名は健康な天然の歯がしっかりとある方、残りの10名は天然の歯は無く、入れ歯を使用している方々になります。
20名に牛肉120gを食べてもらい、食前と食後のロイシンフラックス(アミノ酸の一種であるロイシンの摂取量と筋肉内で利用されるロイシンの量を指す)を計測し、どのような差が出るのか?という研究です。
結果としては
天然の歯がある10名は牛肉摂取後に血中のアミノ酸、ロイシン流入速度の急速な増加がみられました。
入れ歯をしている10名はロイシン流入速度の増加が遅延し、食後全身に行き渡るロイシンの量が少ないことが報告されています。
そして、入れ歯使用者は天然歯10名と比較して食後のタンパク質合成が低かったということが報告されています。
この研究では肉のタンパク質は消化が速いタンパク質に分類できるが、それは咀嚼に依存するということが報告されています。
つまり、肉を食べても咀嚼が疎かになるとMAXのタンパク質吸収・合成率は得られにくいということです。
このブログをご覧になっている方は、まだそこまで入れ歯の方は多くないと思いますので、意識すればしっかりと咀嚼を行えると思います。
ぜひ参考にしてタンパク質吸収・合成率を上げて筋肥大を加速させていきましょう!!
【参考文献】
Didier Rémond, et al. Postprandial whole-body protein metabolism after a meat meal is influenced by chewing efficiency in elderly subjects. American Journal of Clinical Nutrition. 2007 May
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