筋力を4倍も引き上げる最新科学
- 髙橋 大翔
- 7月5日
- 読了時間: 4分
更新日:7月28日

皆さんこんにちは!
札幌市豊平区パーソナルジムR. Physio labです!
当店は豊平区中の島にあるダイエット特化型パーソナルジムです!!
今回は2025年最新の研究をもとに筋力を4倍にまで引き上げる科学的方法について解説します。
筋力を上げることで重いものを持ちやすくなりますし、スポーツ選手だとパフォーマンス向上にはものすごく重要な部分です。
トレーニングの重量が上がる→総負荷量上がる→筋肉が増えやすい→ダイエット効率も上がる
ということも見込めますね!
皆さんにとってためになる内容だと思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
筋力を上げるのは〇〇
今回ご紹介するのは「MMC-MI理論」というものです。
マインドマッスルコネクションにモーターイメージを合わせるという内容です。
意味が分かりませんよね。
まずはそういうものがあるんだ〜、と思ってください。
ここから簡単に解説していきます。
2025年に心と身体のつながりに関する新たな知見という研究が発表されました。
そもそもマインドマッスルコネクションとモーターイメージいうのは知っている人は知っています。
マインドマッスルコネクションは筋トレ時に使用する筋肉への意識を高めることで、通常よりも筋活動を高めるという理論です。
モーターイメージは実際に身体を動かすわけではありません。運動をイメージしてシュミレーションするという理論です。
実際にこのモーターイメージを使用することで、本当に運動を行った時と同様の脳の活性化が起こり、運動のパフォーマンスも向上したというデータもあります。
これら二つを掛け合わせることでどのような反応が起こるの?というのを100名のプロスポーツ選手を行ったのです。
期間は7週間、週に3回MMC-MI理論を介入し、1回60分のスクワットトレーニングを行うという内容になります。
結果は
スクワットの最大挙上重量は
・MMC-MI未使用群:+5.03kg
・求心性収縮時にMMC-MI使用:+9.89kg
・遠心性収縮時にMMC-MI使用:+10.98kg
ということが示されました。
求心性収縮とは筋肉が縮む時の収縮、遠心性収縮は筋肉が伸ばされる状態での収縮になります。
スクワットだと、しゃがむ時が遠心性収縮、立ち上がる時が求心性収縮になります。
イメージや意識を筋肉に向けるだけで2倍以上も最大挙上重量が上がるということですね。
また、筋パワー(筋力にスピードを加えたもの、一瞬の爆発力)に関しては、MMC-MIを使用しない場合と比較して4倍もの差がみられたのでした。
どのように使用するのか
この研究ではスクワットが使用されていたので、スクワットで解説します。
①モーターイメージ:スクワットだけをとにかくイメージして、しゃがんでしっかりと床を足で押しながら立ち上がるというイメージをします
②立ち上がる動作を具現化する:イメージ通りに床をしっかり押して立ち上がる感覚を掴む
③しゃがむ動作を具現化する:しゃがむ方が難しいので立ち上がる動作を行ってから、しゃがむ→立ち上がるまでを一連の動作として行う
いきなり高重量は怪我のリスクが上がるので危険です。最初は低重量から始めるようにしましょう。
しっかりとイメージをしたからトレーニングに移ることでクオリティが上がり、身体の成長も感じやすくなると思いますので、ぜひ参考にしてください!!
引用文献
Éric Piveteau, et al. New insights on mind-muscle connection: Motor imagery concomitant to actual resistance training enhances force performance. J Sci Med Sport. 2025 Mar 14
札幌市豊平区パーソナルジムなら「R.Physio lab」へ!
札幌市豊平区パーソナルジム R.Physio lab
地下鉄中の島駅から徒歩3分の好立地で運営しております!!
医療系国家資格保有のトレーナーがマンツーマンで皆様のダイエットをサポートしていきます!!
・ダイエットが上手くいかない
・ダイエットの方法が分からない
・ダイエットが続かない
・トレーニングで身体を痛めた
・トレーニングは一人では頑張れない
という理由で痩せることを諦めないでください!
当店に来て正しく健康になるダイエットを始めましょう!!




コメント