【歯が悪いと筋トレ・スポーツパフォーマンスは落ちる? 最新レビューが示した“口腔健康”の重要性】
- 髙橋 大翔
- 17 時間前
- 読了時間: 5分

皆さんは歯に対してどれほど意識を向けているでしょうか?
歯を磨かない=不潔というイメージがあるので、義務として歯を磨いている人が多いのではと思います。マナーですしね。
「歯とスポーツって関係あるの?」
というところですが、実はかなりあります。
2026年に発表されたレビュー論文では、
・歯周病
・虫歯(う蝕)
・噛み合わせ不良
などの“口腔トラブル”が、
・持久力
・パワー
・スピード
・敏捷性
・回復力
に悪影響を与える可能性が整理されました。
つまり、
「歯の問題」は単なる口の問題ではなく、
“パフォーマンス問題”
でもあるかもしれないという話です。
今回はこのレビューを、筋トレをしている人やスポーツをしている一般の人向けに分かりやすく解説します。
■ 歯とパフォーマンスの関係とは
この論文は、
「口腔健康がスポーツパフォーマンスにどう関係するか」
をまとめた総説(レビュー)です。
主に、
・システマティックレビュー(信頼性が高い)
・観察研究
などを整理しながら、
口の状態と競技能力の関係を学際的に分析しています。
■ 結論:口の健康が悪い人はパフォーマンスも低い傾向
論文では、
口腔衛生が悪い選手ほど、
・VO₂max(最大酸素摂取量)低下
・パワー出力低下
・スピード低下
・敏捷性低下
・主観的コンディション低下
が見られる可能性があると報告されています。
特に問題視されたのは、
・歯周病
・虫歯
・不正咬合(噛み合わせ不良)
です。
■ なぜ“歯”が筋トレや運動能力に関係するの?
ここがかなり重要です。
論文では主に4つのメカニズムが考えられています。
1. 全身性炎症
歯周病は、
「口の炎症」だけでは終わりません。
歯ぐきで慢性的な炎症が起こると、
・IL-6
・TNF-α
・CRP
などの炎症性サイトカインが増えやすくなります。
これは筋肉の回復やコンディションにも影響する可能性があります。
つまり、
“口の炎症が全身に波及する”
ということです。
2. 栄養摂取が崩れる
歯が痛いと、
・硬い物を避ける
・食事量が減る
・タンパク質摂取が減る
などが起こりやすくなります。
特に高齢者では、
「噛めない → 筋量低下」
の流れがかなり問題になります。
アスリートでも、
食事の質低下は回復や筋合成に直結します。
3. 口腔マイクロバイオーム(口内細菌)の変化
最近は、
“腸内環境”だけではなく、
“口腔内細菌”
も注目されています。
口の中の細菌バランスが崩れると、
炎症や免疫反応に影響する可能性があります。
特に歯周病菌は、
全身の炎症負荷と関連が指摘されています。
4. 感覚運動制御・心理面
噛み合わせは、
姿勢制御や筋活動にも関与する可能性があります。
さらに、
・歯の痛み
・違和感
・集中力低下
・ストレス
もパフォーマンス低下につながります。
実際、
「歯が痛いだけで力が入りにくい」
経験がある人もいると思います。
■ 特に注意したい人
論文では、
・持久系競技
・パワー系競技
・接触競技
などで特に重要性が高い可能性が示されています。
例えば、
【持久系】
慢性炎症 → VO₂maxや回復低下
【筋力系】
噛み合わせ・神経出力低下
【接触競技】
マウスガード・歯の外傷リスク
などです。
■ 筋トレしている人にも関係ある?
かなりあります。
筋トレでは、
・回復
・炎症管理
・睡眠
・栄養摂取
・神経出力
が重要です。
口腔環境は、
この全部に関係する可能性があります。
つまり、
「歯医者は美容ではなくコンディショニング」
という考え方に近いです。
■ 具体的に何をすればいいのか?
まず重要なのは、
“問題を放置しないこと”です。
特に、
・歯ぐきから血が出る
・口臭が強い
・冷たい物がしみる
・噛みにくい
・顎がズレる感じがする
なら、一度歯科受診を考えても良いでしょう。
■ スポーツドリンクは意外と危険?
ここも大事です。
アスリートは、
・スポドリ
・エナジードリンク
・ジェル
を頻繁に摂ります。
しかしこれらは、
・糖
・酸
が非常に多いです。
つまり、
虫歯や酸蝕症(歯が溶ける)のリスクになります。
「運動してるから健康」
とは限らないんです。
■ まとめ
今回のレビューでは、
口腔健康は、
・持久力
・パワー
・回復
・コンディション
に関わる“修正可能な因子”である可能性が示されました。
特に、
・歯周病
・虫歯
・噛み合わせ不良
は、全身炎症や栄養状態、神経制御にも影響する可能性があります。
筋トレやスポーツでは、
「睡眠」
「栄養」
「トレーニング」
ばかり注目されがちですが、
“口の健康”
も実はかなり重要かもしれません。
パフォーマンスを本気で上げたいなら、
歯科ケアもコンディショニングの一部として考える価値はありそうです。
引用文献
Karsten Hollander, et al. The influence of oral health on sports performance: an interdisciplinary perspective. Br Dent J. 2026 Feb;240(4):277-283.
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