乳製品をよく食べる人は、睡眠の質が高い?
- 髙橋 大翔
- 2 日前
- 読了時間: 4分

「寝る前のホットミルクは体にいい」そんな話を聞いたことがある人も多いかもしれません。
2026年に発表された研究では、乳製品の摂取量と“健康的な睡眠パターン”との関連が、大規模な米国データで検討されました。
今回は、その内容をわかりやすく解説します。
■ どんな研究?
研究者は、アメリカの成人を対象とした全国代表サンプルを使用しました。
特徴的なのは、
食事調査による乳製品摂取量
自己申告の睡眠データ
加速度計(活動量計)による客観的な睡眠データ
の両方を使っている点です。
つまり、「なんとなくよく眠れている」ではなく、実際の睡眠パターンも測っているということです。
■ 何を比べたの?
① 乳製品の摂取量
総乳製品量(1日あたりの摂取量)
牛乳
高脂肪乳製品
発酵乳製品(ヨーグルトなど)
摂取量に応じて「低・中・高」のグループに分類。
② 睡眠の状態
短時間睡眠(例:7時間未満)
長時間睡眠
睡眠のトラブル(自己申告)
睡眠の規則性(就寝・起床時間の安定性)
睡眠の総合的健康スコア
■ 主な結果
平均の乳製品摂取量は約1.76 cup-eq/日でした。
そして「乳製品を多く摂る人」は、以下の傾向が見られました。
① 睡眠時間が“ちょうどよい”
高摂取群では、
短時間睡眠のリスクが16%低い
長時間睡眠のリスクが23%低い
つまり、
「寝すぎでも寝不足でもない」バランスのよい睡眠になりやすい
という関連がありました。
② 睡眠トラブルが少ない
「睡眠に問題がある」と答える割合が約14%低い。
特に、
牛乳 → 睡眠時間リスクの低下
高脂肪乳製品 → 睡眠トラブルの低下
と関連していました。
③ 睡眠がより規則的
客観的なデータでは、
乳製品摂取量が多い人ほど
睡眠の規則性指数が高い
就寝・起床時刻のばらつきが小さい
特に発酵乳製品(ヨーグルトなど)を多く摂る人は、
睡眠中点の変動が小さい
「総合的に不良な睡眠健康」のリスクが28~31%低い
という結果でした。
■ なぜ乳製品と睡眠が関係するの?
研究では因果関係までは証明されていませんが、考えられる要因として:
トリプトファン(セロトニン・メラトニンの材料)→睡眠のリズムに関連する
カルシウム
発酵乳製品による腸内環境改善
などが推測されています。
特に発酵乳製品は「腸‐脳相関」を通じて睡眠に影響する可能性が考えられています。
■ ただし重要な注意点
この研究は観察研究(横断解析)です。
つまり、
✔ 乳製品が睡眠を良くしているのか
✔ 睡眠が整っている人が健康的な食事をしているのか
までは断定できません。
今後、介入研究(実際に乳製品を増やして検証する研究)が必要とされています。
■ 実生活へのヒント
この研究から言えることは、
極端な寝不足や寝すぎを避ける
就寝・起床時刻を安定させる
バランスの良い食事を心がける
という生活習慣全体が重要であり、その中で乳製品、とくに発酵乳製品が一役買う可能性がある、ということです。
無理に大量に摂る必要はありませんが、
朝のヨーグルト
食事の中での牛乳やチーズ
といった日常的な摂取は、睡眠の質と関連している可能性があります。
■ まとめ
✔ 乳製品を多く摂る人は、より健康的な睡眠パターンを示す傾向
✔ 特に発酵乳製品は睡眠の規則性と関連
✔ ただし因果関係はまだ証明されていない
食事と睡眠は切り離せない関係にあることが、改めて示された研究と言えるでしょう。
■ 引用文献
Guyonnet E, et al. Total dairy consumption is associated with healthy sleep patterns in U.S. adults. Journal of Clinical Sleep Medicine. 2026 Jan 5;22(1):10.
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