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食習慣とメンタルの関係とは?~2025年最新~

更新日:8月25日

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皆さんこんにちは!

札幌市豊平区パーソナルジムR. Physio labです!

当店は豊平区中の島にあるダイエットを中心としたパーソナルジムです!


皆さんの食習慣は整っていますか?

なんとなくのイメージでも良いのですが、気分の浮き沈みが激しい人やなんだか最近元気がないという人は食習慣は乱れているイメージがありませんか?


今回参考にする研究は大学生の食習慣とメンタルヘルスに関してです。

近年、大学生のメンタルヘルス問題が社会的に大きな関心を集めています。


特に「抑うつ症状」は、学業の継続や人間関係、さらには将来のキャリア形成にまで影響を及ぼす深刻な課題です。


日本においても、大学生のうつ症状や気分の落ち込みは決して珍しいものではなく、その背景には学業や将来への不安、社会的孤立、生活リズムの乱れなど複数の要因が複雑に絡み合っています。


これは高校生でも重なる部分はありますし、社会人の皆さんも大学生より将来への不安・社会的孤立等を悩みとして抱えている人はいると思います。


もしかすると、食事を変えていくことでメンタルが変わるかもしれません。

食事が乱れているという人は最後までご覧ください!


食習慣とメンタルは関係あるの?

研究内容

  • 対象:日本の大学に通う学生

  • 評価方法:抑うつ症状はQIDS-J(日本語版)を用いて測定

  • 調査内容:日常的な食習慣(朝食の頻度、食事のバランス、間食やジャンクフードの摂取など)と、QIDS-Jスコアの関連性を解析

横断研究であるため「因果関係」を直接的に証明することはできません。しかし「ある食習慣を持つ学生は抑うつ症状が強い傾向がある」という関連を示すことができます。


QIDS-Jとは?

QIDS(Quick Inventory of Depressive Symptomatology)は、うつ病の症状の重症度を評価するための国際的に広く使われる自己記入式の質問票です。その日本語版が QIDS-J です。

評価される主な症状は以下の通りです。

  • 睡眠(寝付きの悪さ、中途覚醒、早朝覚醒など)

  • 気分の落ち込み

  • 集中力の低下

  • 食欲の変化

  • 活動性の低下

  • 罪悪感や無価値感

  • 自殺念慮

これらを点数化することで、抑うつの程度を客観的に把握することができます。大学生を対象にすることで「主観的な気分の落ち込み」だけでなく「臨床的に評価可能な抑うつ症状」を測定できた点が、本研究の信頼性を高めています。


主な結果

1. 朝食を抜く習慣と抑うつ症状の関連

本研究で特に注目すべきは 朝食をとる習慣の有無 です。

・朝食をほとんど食べない学生は、QIDS-Jスコアが高い傾向にあり、抑うつ症状が強いことが示されました。

・一方、毎日朝食を摂取している学生は、比較的スコアが低く、気分の安定が見られる傾向がありました。

朝食は血糖値の安定や集中力の維持に直結し、体内時計のリズムを整える役割を持ちます。そのため、朝食を抜く習慣が続くと、学業パフォーマンスの低下だけでなく、気分障害のリスクも高まると考えられます。


2. 食事のバランスとメンタルヘルス

本研究では、「食事のバランスが取れているかどうか」 も調査されています。

・主食、主菜、副菜をそろえる習慣がある学生は、抑うつ症状が軽い傾向を示しました。

・ジャンクフードやインスタント食品に偏る食習慣を持つ学生では、QIDS-Jスコアが高くなる傾向が見られました。

つまり「何を食べるか」だけでなく「食事の質」がメンタルの健康に直結していることがわかります


3. 間食・甘い物の摂取と気分

甘い物やスナック菓子は一時的に気分を高めますが、本研究では 頻繁に間食を摂る学生は、抑うつ症状が強い傾向 にあることが示されました。

血糖値の急上昇と急降下が気分の不安定さを生み出す可能性が考えられます。これは「食べて元気になる」感覚とは裏腹に、長期的には気分の落ち込みを助長する可能性を示しています。


4. 性別やライフスタイルの影響

研究では男女差や生活習慣(運動、睡眠など)も解析されました。

・女性の方が食事と気分の関連がやや強く出る傾向がありました。

・睡眠不足と食習慣の乱れが重なると、より強い抑うつ症状と関連することも確認されました。


この研究が示すこと

今回の研究は「食習慣が大学生のメンタルヘルスと有意に関連する」という重要な示唆を与えています。特に以下の点がポイントです。

  1. 朝食を毎日食べることが抑うつ予防につながる可能性

  2. 栄養バランスの取れた食事がメンタルを安定させる

  3. 甘い物やジャンクフードの頻繁な摂取はリスク要因となり得る

  4. 食習慣の改善は、抑うつ予防における簡便で効果的な介入策となる可能性がある


実践的なアドバイス

この研究結果を踏まえると、大学生が日常生活でできることは意外とシンプルです。

  • 朝食を欠かさない(ご飯+味噌汁+卵や魚など、シンプルでOK)

  • 野菜や果物を意識的に取り入れる

  • インスタント食品やジャンクフードに偏らない

  • 甘い物やスナックは「ご褒美」にとどめる

これらの小さな習慣の積み重ねが、気分の安定や抑うつ症状の軽減につながる可能性があります。




もちろん、この研究には限界も存在します。

  • 横断研究であるため「因果関係」は証明できない(抑うつだから食生活が乱れる可能性もある)

  • 自己申告による食習慣調査のため、正確性に限界がある

  • 特定の大学生集団を対象としているため、全国規模での一般化には注意が必要

しかし、今回の知見は 「食事改善が大学生のメンタルヘルス支援に有効かもしれない」 という実践的な示唆を提供しています。


まとめ

☑️毎朝の食事はメンタルを安定させる

☑️ジャンクフードやインスタント食品中心はメンタルを壊すのでやめる

☑️甘いものを頻繁に摂取することは控えて、徐々に摂取量を減らしていく

☑️男性はもちろん、女性は特にメンタルと食事の関連が強いので十分気をつける

☑️食事の乱れ+睡眠不足は避ける


引用文献

Yuusuke Harada, et al. Association Between Dietary Habits and Depressive Symptoms in University Students: A Cross-Sectional Study Using the Japanese Version of the Quick Inventory of Depressive Symptomatology (QIDS-J).Cureus. 2025 Jul 1


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