皆さんこんにちは！ 今回は筋トレの習慣化の重要性について解説していきます！
週に数回の筋トレを行えている人は問題ないのでそのまま継続して欲しいのですが、週に1回程度しかトレーニングをしていなかったり、筋トレを行う間隔がかなり空いてしまう人は筋肉にどんな影響があるのかご存知でしょうか？
今回はある研究をもとに1週間の休息は筋肉にどのような影響を及ぼすのかについて科学的に解説していこうと思いますので、是非最後まで読んでみてください！！
1週間の休息が筋肉へ及ぼす影響とは
2023年に1週間の休息を設けると筋肉はどうなる？という研究が発表されました。
この研究では9週間のトレーニング期間の間に1週間の休息期間を設けるグループと、そのままトレーニングを継続するグループに分け筋肥大・筋力・筋持久力・パワーはどうなるのか？という内容です。
結果は、筋肉の厚さやパワーに関しては9週間後の増加率に有意差はないということでした。
そして、筋力は1週間の休息を設けない方が高くなるという報告もされています。
この筋力の低下もごく僅かであり、1週間の休息がもの凄い影響を与えてくるというわけではありませんので覚えておきましょう。
この研究の研究者いわく、逆に正しく休息期間を設けることで筋力や筋肥大、筋トレの継続率の向上が見込めるとしています。
正しい休息タイミング
そもそも筋トレは2時間以上のトレーニングを継続しない限り簡単にオーバーワークにはならないとされています。
しかし、オーバーリーチングというオーバーワークの手前の状態はよく起こります。身体的・精神的な疲労により普段よりも筋トレのパフォーマンスが低下してしまう状態をオーバーリーチングと呼ぶのです。
そして正しい休息タイミングですが、具体的に万人に当てはまる休息というのは現在は存在していないようです。人それぞれのライフスタイルや身体的疲労度がありますので、一概にこれ！というものはないんだと思います。
ポイントにして欲しいのは筋トレのパフォーマンスです。
初心者であれば重量や回数の向上が見られなくなってきた、筋トレ歴1年以上の方であれば普段通りの負荷や回数でトレーニングができない時にはしっかりと休息を設けるようにしましょう。
是非参考にして、正しいタイミングで休息を設け筋トレパフォーマンスを落とさない・筋トレの継続をやめてしまわないように心がけましょう！！
【参考文献】
Max Coleman, et al. Gaining more from doing less? The effects of a one-week deload period during supervised resistance training on musclar adaptations. 2023
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