
皆さんこんにちは! 今回は柔軟性について解説しようと思います。
皆さんの身体は柔軟性を高く維持できていますか?
柔軟性は姿勢にも関与してきますし、もちろん身体の痛みや張りという部分にも関与してきます。
日頃からケアをしておかないと、トレーニングの疲労、日々の生活の疲労が身体に出てくるので気をつけましょう。
皆さんが身体の柔軟性を維持・向上させるために必要な手段として思い浮かぶのはなんでしょう?
「ストレッチ」ですよね。
ストレッチは子供の頃から体育の授業などの準備運動としてやりますよね。
もちろん、日頃から継続して地道に取り組んでいくことで身体の柔軟性は向上します。
しかし近年、柔軟性と筋力の向上を目指すトレーニング方法として、レジスタンストレーニング(RT、筋トレ)とスタティックストレッチング(SS、静的ストレッチング)が注目されています。これらの手法が柔軟性および最大筋力に与える影響を比較した研究が、2024年に発表されましたので、今回は解説していこうと思います!!
柔軟性向上には「フルレンジ」
2024年の研究では、健康で身体的に活動的な成人において、RTとSSが柔軟性および最大筋力にどのような影響を及ぼすかを比較しました。
研究には18名の参加者(平均年齢24.2±3.0歳、体重71.3±8.9kg、身長172.8±7.5cm)が参加し、以下の3つのグループに分けられました。
レジスタンストレーニンググループ(RT):6名
スタティックストレッチンググループ(SS):6名
コントロールグループ(CON):6名
この前後に、以下の評価が行われました。
柔軟性:長座体前屈
最大筋力:95%および50%の可動域(ROM)での最大等尺性(関節を動かさないで筋肉に力を入れる)ストレートレッグデッドリフト(ISLDL、ルーマニアンデッドリフトと同義)
RTおよびSSグループは、1セッションあたり4~8セットを実施しました。
研究の結果、以下のことが明らかになりました。
柔軟性の向上:RTおよびSSの両グループで、長座体前屈の結果が有意に向上しました。
最大筋力の向上:RTグループでは、ISLDLの最大筋力が有意に向上しましたが、SSグループおよびCONグループでは有意な変化は見られませんでした。
この研究から、筋トレは柔軟性と筋力の両方を効果的に向上させる可能性が示唆されました。一方、静的ストレッチングは柔軟性の向上には有効であるものの、筋力の向上には寄与しないことが示されました。
柔軟性に関しては同等の効果がありますので、身体が健康な状態であればフルレンジ(最大の可動域)での筋トレを行なっている方が筋力向上も得られるのでメリットが多いですね。
他の研究ではフルレンジでのトレーニングの方が筋肥大率が高くなるという報告もありますので、可能な種目はフルレンジで実施してみるようにしましょう!!
【参考文献】
Morten Rosenfeldt, et al. Comparison of resistance training vs static stretching on flexibility and maximal strength in healthy physically active adults, a randomized controlled trial. BMC Sports Sci Med Rehabil. 2024 Jun 28
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