皆さんこんにちは! 今回はトレーニングについて解説しようと思います!
ダイエッター、アスリート誰しもが必ずと言っていいほど取り入れている「スクワット」についてです
スクワットは筋トレのBIG3と言われるほどのメイン種目です。
下半身全体をしっかりと鍛えられることはもちろん、腹部や背部など体幹周りにも刺激が入ることから、全身運動とも呼ばれています。
全身運動を行った方が脂肪燃焼効率や全身の筋肥大率が向上しますので皆さん取り入れると思います。
しかし、スクワットには問題点もあります。それが「怪我のリスク」です。
初心者の方は正しいフォームで行うことが難しいですし、そもそも何が正しいのかも覚えていかないといけませんよね。
スクワットを行う際の間違いというものはいくつかあると思いますが、今回は少し特殊です。
今回は「目線」について解説しようと思います。
目線なんてと思うかもしれませんが、どうやら結構身体への負荷に関連しているようです。
研究を用いて解説していこうと思いますので、最後まで読んでみてください!!
目線で腰への負担が変わる
2006年に、視線の方向がスクワット運動に及ぼす影響という研究が行われました。
対象者はスクワット経験のある男性10名で、目線(下向き、真っ直ぐ、上向き)がスクワット運動へ与える影響を調査したのです。
結果としては、視線が下向きになっていると真っ直ぐ前を向いているのと比較して
体幹や股関節の屈曲角度が大きくなるということが報告されました。
体幹の屈曲や股関節の屈曲が過度に起こると、肩に乗せているバーが前方に流れてしまうので、腰への負担が大きくなり腰痛へつながる可能性が高まるということなのです。
目線一つでここまで身体の使い方に影響お及ぼすのは驚きですよね。
意外とスクワットを行うときに目線が下の方や向いているという人はいると思いますので、真っ直ぐ前を向いて行うのが良いですね!
基本的にスクワットを行うマシンの前には鏡があるケースが多いと思いますので、自分の目でフォームを確かめるという意識で行えば必然的に目線が下にいかないかと思います!是非試してみてください!
【参考文献】
David V Donnelly, et al. The effect of direction of gaze on the kinematics of the squat exercise. J Strength Cond Res 2006 Feb.
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