皆さんこんにちは!
運動と食事管理は継続できていますか?
暑さに負けないためにしっかりと栄養・水分補給、定期的な運動は心がける必要があります!
暑くて食欲が減ったり運動の回数が減少すると、更に体力が減少し、、、という負のループに陥る可能性があるので気をつけましょうね!
さて、本日はMCTオイルについて解説していきます。
MCTオイルは現在ではスーパーなどの店頭に並ぶようになりましたが、知らない人もいるかもしれません。
MCTオイルは中鎖脂肪酸というものに分類されており、ダイエット効果が高いという風に広まっていると思います。
結構お客様にMCTオイルについてお話ししても、知ってます!という人が増えているという印象です。しかし実際に効果はあるのか?と聞かれることもあります。
健康に良いとか体が変わるとか言われてはいるけど実際はどうなんだろう?というシリーズですね。
今回は実際にMCTオイルを使用した研究をもとに「どのくらい使用すると、どのくらい効果があるのか」という部分までお伝えしていこうと思います!
MCTオイルは長期的な使用がオススメ
この研究では健康な男女78名を対象にMCTオイルの健康効果を調査しました。
①MCTオイル摂取群
②長鎖脂肪酸(オリーブオイルなど)摂取群
の2グループに分けられて12週間の体重や体脂肪の変化を比較しました。
対象者は、1日60gの脂質を摂取するように設定され、カロリー・脂質・タンパク質・炭水化物の摂取量にグループ間で差はないということです。
結果は、4,8,12週間までに体重と体脂肪は量グループとも減少したようです。
しかし、8週時点でのMCTグループの体脂肪減少が-3.86kgに対し、長鎖脂肪酸グループが-2.75kgの減少ということで、1kg以上も脂肪の減少に差があったのでした
更に、皮下脂肪面積の減少もMCTオイル摂取グループの方が有意に大きいということも報告されています。つまり摘めるお肉が減ったということですね!
8週時点での変化が大きくなっているので、2ヶ月は継続して摂取した方が良いということです。
では具体的にどのように摂取するかですが、
「自分の脂質の摂取基準量内でMCTオイルの使用を増やす」
事が重要になります。
いつも通りの食事に、脂質であるオイルを単純に加えると脂質オーバーになるケースが多々あります。
自分の脂質摂取量を把握した上でMCTオイルを使用できる工夫をしましょう!
サラダにかけたり、豆腐にかけたり、納豆に混ぜたり、ヨーグルトに入れたりと使用方法は様々ありますので、自分の生活や食事に加えられる部分を探して摂取しましょう!
ちなみに、MCTオイルは熱に弱いので焼く・揚げるに使用するのはやめておきましょう!
これらを参考に、長期的な使用を心がけましょうね!
【参考文献】
H Tsuji, te al. Dietary medium-chain triacylglycerols suppress accumulation of body fat in a double-blimd, controlled trial in healthy men and women. J Nutr. 2001 Nov.
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