皆さんこんにちは!
気温も上がりどんどん夏が近づいてきていますね!
運動の方は頑張れているでしょうか?暑さに負けずにしっかりと目標に向かって頑張りたいですね! 当店では週に2回程度のトレーニングを推奨しています。
理由としては、週に2回しっかりとトレーニングすることで筋肥大を促進させることができるからです。
他にも理由がありまして、休息に当てる時間も作って欲しいからです。
高強度のトレーニングは疲労の蓄積を生じるので、数日空けて筋肉を休めてまた全力で頑張るというサイクルを作っていきたいと考えてお客様をサポートしています。
そして、最近の研究で「運動をやり過ぎることで体重が増加する」という報告をした研究が発表されました。
もちろん運動は原料の有力な方法の一つではありますが、やりすぎはかえって逆効果のようです。
今回はなぜ運動を行い過ぎると体重が増えるのかについて科学的に解説していきます!
過剰な運動は体温の低下を招く
ストレスホルモンとして有名なのはコルチゾールですよね。
このブログでも度々登場しているホルモンになります。
他にもコルチコステロンというストレスホルモンがあるようで、これは就寝時には分泌量が低く、起床時に増えることで概日リズムを調整しているようです。
この研究では1回の高強度運動でコルチコステロンの概日リズムを乱し、その後の身体活動や熱産生が低下して体重減少を阻んでいるのではないかという仮説を立てました。
この仮説の検証にマウスを用いてトレッドミル走を行い
・高強度運動(分速25m)
・中強度運動(分速15m)
・安静
の3群で運動前後の身体活動量と熱産生の指標となる深部体温を観察しました。
「Acute Vigorous Exercise Decreases Subsequent Non-Exercise Physical Activity and Body Temperature Linked to Weight Gain」。〔Med Sci Sports Exerc. 2024 Jun 6〕より引用
結果は、高強度運動後に身体活動量と深部体温が低下し、餌の摂取量に変化はないのにも関わらず、体重が増加したのでした。
これは人に行った実験ではないということや、環境などの要因を受けるのが人であることもあるので、今後の研究によりより詳細な解明が期待されているということです。
しかし、疲れすぎて眠りにつけないなんて経験もある人がいるように、疲労困憊というのはリズムを狂わすということはありますよね。
毎日高強度の運動を頑張るのはやはりオススメできないという結論です。
しっかりと休む日も設け、栄養を補給するだけの日も作ってあげるのが良いと思います!!
頑張りすぎている人は今一度生活を見直してみましょう!!
【参考文献】
Acute Vigorous Exercise Decreases Subsequent Non-Exercise Physical Activity and Body Temperature Linked to Weight Gain. Med Sci Sports Exerc. 2024 Jun 6.
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