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執筆者の写真髙橋 大翔

野菜の摂取量と除脂肪の関係性〜カロテノイドとは〜



皆さんこんにちは!

いつもこのブログをご覧いただきありがとうございます!


今回は野菜の必要性について解説しようと思います。

皆さんは野菜をどのくらい摂取していますか?野菜を摂取するメリットとしてご存じなのは食物繊維、ビタミンなどの摂取量を増やすことができるという部分が大きいかなと思います。


日本人の食物繊維推奨摂取量は女性で18g、男性で21g程度とされていますし、海外の研究だと1日に25gや30g摂ることでダイエット効果が高まるという報告もあります。


実際、食物繊維の摂取は多くの方が不足している印象ですし、増やしていこうとなっても簡単に増やせない部分なのかなと思っています。



しかし、除脂肪の観点から野菜の摂取量を改善しないのはあまり良いとは言えません。

野菜が不足している人は今一度意識を持って食事を改善していきましょう!


今回は、食物繊維やビタミン以外での面白い論文をご紹介しようと思います。


この研究では日本人1618人(平均年齢63.1、男性37.3%)を対象にカロテノイドレベルとメタボリックシンドローム(メタボ)の関連を調査しました。

メタボの基準は腹囲を基準として、男性は90cm、女性は80cmを超えるとメタボとしました。

その結果は31.3%の方がメタボということでした。



カロテノイドはあまり聞き馴染みのない言葉だと思いますが、動植物に存在する黄色や赤色の色素であり、強い抗酸化作用を持つ成分のようです。

人参やカボチャに含まれるβカロテンやトマトなどに含まれるリコピンがあり、活性酸素の発生を抑え、取り除く効果があるので肥満や動脈硬化などを予防したりガンや老化も防いでくれるという効果があるのです。




そして、野菜摂取量が多い人ほど高齢でBMIやウエスト数値が低く、習慣的な喫煙や飲酒率が低く、運動習慣のある人が多かったようです


また、カロテノイドスコアが高い人ほどメタボの有病率が低いという有意な関連が認められたようです。


この結果は年齢や性別、喫煙・飲酒・運動習慣の有無などを除いても一貫してカロテノイドの摂取量が多いと肥満の抑制につながるとしています。



カロテノイドの摂取により抗酸化作用が働くことで酸化ストレスを抑制し、インスリン抵抗性を改善することでメタボを防ぐのではないかとしています。


インスリン抵抗性とは、インスリンの働きが阻害されることで血糖値が不安定になり中性脂肪などが増加してしまう状態のことを指します。


やはり日頃から野菜を摂取するということは非常に重要だと再確認できましたね!

そして、緑の野菜ばかりでなく、赤や黄色の野菜を摂取することも除脂肪には効果的だと分かったと思いますので、様々な野菜を食卓に取り入れていくようにしましょう!


【参考文献】

Yasumi Kimura, et al. Skin carotenoid scores and metabolic syndrome in a general Japanese population: the Hisayama study. Int J Obes. 2024 Jul 9.



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